この投稿のタイトルにあまりよくない印象を持つ人も多いのではないでしょうか?でもこのような質問がきたのです。
なぜかその質問はどこかにいってしまったので記憶を元に再現すると、おおむね下記のような内容だったと思います。
小学二年生の娘に、「障がい者ってなに?仲良し学級ってなに?」と聞かれます。
しかし、私は返答に困ってしまうのです。自分としては、差別を教えたくありません。差別をしない子に育ってほしいのです。しかし「障がい者」という言葉がすでに差別を包含しているような気がして、考え込んでしまい言葉に詰まってしまいます。あぴママはこのようなことをあぴちゃんにどう教えていますか?
おそらくこのお母さまは自分の子どもに対して、世の中のいろんな種類の差別とは無縁に、ひろく平等な心をもつ人に育ってほしいと思っておられるのだと思います。きっと意識の高いお母さまなのでしょう。
しかし子どもからそういった質問をされて言葉に詰まっている時点で、子どもはなんらかのタブーをすでに感じてしまっている可能性があります。それが悪いこととは思いませんし、ある意味自然なことともいえます。しかしそれはこのお母さんの意図ではないだろうと思いますので、ここからはどうやってお母さんの意図どおりの教育ができるかということを考えてみたいと思います。
まずこのお母さんの内面に対し、仮説をふたつ組み立てます。ここからは私見ばりばりです。タブーに触れるかもしれませんので各自の責任で読み進めてください。
本投稿にて、仮説上の二つの問題を優しくほぐしていきたいと思います。また最後のほうでは子どもにどのようにこの問題を教えるべきかを、漫画で描きました。どなたかの参考になれば幸いです。