【本音】人生相談回。家族を本気で恫喝するモラハラ夫との共依存関係を脱したい。│あぴママびより
共依存関係から脱する方法

【本音】人生相談回。家族を本気で恫喝するモラハラ夫との共依存関係を脱したい。

今日のテーマは端的にいうと「共依存」です。

最近の当ブログでは、この記事「【あぴママの本音】僕こそ正義、他はすべて敵。」など、モラハラをしてくる人の対処法について、よく取り上げておりますから、有料の人生相談サービスにも似たようなトピックで相談してくださる方が増えてまいりました。

今回は、家族を本気で恫喝するモラハラ夫をパートナーに持つ、ゆきさんからの相談です。

こちらのモラハラ夫さんは、問題行動がたくさんあるみたいですが、どうも私はこの方には改善する希望があるのではないかと考えました。パートナーの導き方によっては、今後どんどん社会化し、問題行動もおさまっていくのではないか。そういうふうに思えたのです。

今回のテーマは「共依存」、そして「自己と他者を分ける線が薄い人、つまり他者との適切な距離感がはかれないへの対処法」です。まずは、相談文章をご覧ください。

初めまして、ゆきと申します。主婦です。

家族構成は夫、長男(11歳)、次男(8歳)、そして私の実母と私の実家で同居中です。

相談内容は夫のことです。結婚16年になります。付き合っているときからモラハラ気味でした。束縛もありました。私は、あまりまともに男性と付き合ったことがなかったのでこういうものかなと思っておりました。当時はモラハラとは思わず、単に短気な人だと思っていたような気がします。

私は高校卒業後から、夫の出身県に住んでおりました。そのあとも、結婚、出産も夫の出身県で行い、長男が4歳くらいまでそこに住んでいました。

その後、私の父が亡くなったのをきっかけに長女である私を気遣い、夫が「お母さんが1人じゃ心配だから帰った方がいいんじゃないか」と背中を押してくれ私の地元の県に帰り、新たな生活が始まりました。

当時30代前半だった夫。その時の仕事もうまくいかず、転職したかったり辞めたかったり、新しく生活をリセットしたかったせいもあるかもしれません。

最初は私が3月まで仕事を辞められなかったので、主人だけ私の出身県に帰り、1ヶ月ほど私の母と主人とで2人の生活をしていました。その時に主人と母が喧嘩になってしまい、私が慌てて子供を連れて2泊ほど緊急帰省することもありました。

その後も今に至るまで、時々母と主人は喧嘩になり、嫌な空気がただようため私が板挟みになります。そうなると、本当に辛くてたまりません。だいたいケンカの原因は家のことです。

私の実家なのでもう古く、いろんなところが壊れたり修理が必要になったときに最初に大工さんである妹の夫に頼んだことが夫は気に食わないようです。(夫も同様といってもよい職種です。)

夫に頼むとすぐに動いてくれないし、文句が多いので母は妹の夫を頼ったのです。しかしそのことをきっかけに家のこととなると夫は『俺は居候だから。家族じゃないし』と拗ねて何もしないのです。最初の喧嘩もそんなことがきっかけでした。

現在の大きな悩みは子供達の野球についてです。夫は試合に関して本当に熱が入りすぎて、毎回と言っていいくらい怒ります。

長男はあまり上手くないので主人も『楽しんで野球すればいい』と広い心で見てくれますが。それでももっと小さかったころはガミガミ言ってました。

弟のほうはとても野球がうまく期待しているようでプロを目指してがんばっています。それは主人の夢でもあるようで周りからも『熱い人』と思われているようです。でも人前でも平気で怒鳴ったりゲンコツしたり。

上手く行った日は『本当にお前はうまい!レベルが違う』とベタ褒めする日もあります。自分では飴と鞭と思っているようですし確かに正直な人なので、上手く行けばとても褒めて上手くいかない日は『本当に下手だな、』と暴言を吐き泣きながら帰ってくる子供を見ると胸が痛みます。

言い過ぎると反省し、自分が短気なこと、言い方が悪いこと、野球にたいして厳しすぎることわかっているようでLINEや電話で「言い過ぎた、褒めてのばす。もう怒らない。」と何度も言いますがすぐに元通りです。

私もあまりいいすぎるのは良くないと思いながら毎日のようにLINEなどで「怒らないで、怒らない方がうまくいくよ、みんな幸せなんだよ」などと言ってしまいます。

主人は本当に義母のことが大好きでした。でも一昨年義母が去年義父が亡くなり、実家もなくなり帰る場所もありません。義母は1年闘病の末なくなりましたが、夫は仕事をしつつつきっきりで義母の最期を看取りました。私たちとは1年離れて暮らしたわけです。

その時は主人は寂しがり屋なので1人ではダメな人ですが、義母を失った喪失感と私たちとは離れてることなどから精神を病み、うつ病ではないかと思うほど落ち込んでいて病院嫌いの主人が『精神科に行きたい』と決心したほどです。

精神科を予約し私も付き添うつもりでしたがコロナ禍で受診待ちを1ヶ月ほどしなきゃいけなくなり私たちの元に帰ってきたので私たち家族と一緒に住むようになったら症状が安定したので結局その時は受診せず今までの主人に戻った次第です。

同居なので子供達を怒鳴ったりしている場面も、母が目にし耳にすることがとても気になります。あまりチクチク細かいことは言わない母ですが心配性ですし、時々『あんまりじゃない。』と言われることもあります。

「夫が怒るんじゃないか」と心配で試合、練習、主人が行くところには着いていかないと気が済まなくなってしまい、家事もままなりません。24時間主人の機嫌を考えてしまいます。

主人には先日『私もすごく短気な部分はある。でもイラっとしてもそれを全部言葉にしたりぶつけたりしない。主人はぶつけすぎなだけ。感情コントロールできるようになろう』と話しました。「それが今年の抱負だね」と。それにも納得して聞いてはくれました。

思いをダラダラと書いてしまいすみません。18年ほど一緒にいますがやっぱり悩みはずーっと同じです。離婚はしたくないんです。私も変わらないきゃいけないこともわかってます。どうかいいアドバイスお願いします。

以下はあぴママの回答です。まずは漫画の一部をどうぞ。

怒りや不機嫌、つまり他者の感情の防御装置として機能しているあなた。
人間の行動はおのおの自立しているべきものであり、他者の行動の前提に組み込まれるべきものではないのではないか。
尽くしてはいけない。搾取させてはいけない。
じゃないといつしかあなたは相手に同じことを望むから。
真っ暗な穴の中。お互いを食い合うがゆえに二度と明るい世界に戻れない蛇たちみたいになってしまうよ。

漫画の前編はここまでです。後編は文章の最後にあります。以下、あぴママが文章で回答していきます。

自己があいまいであり自他を区別できない人の心理について

ゆき様、相談文章をすべて拝見いたしました。

関連記事

怒りの感情表現で人をコントロールするパートナーとの付き合い方についての人生相談が届きました。今回の「あぴママの本音ブログ」ではこれを取り上げたいと思います。 怒りで人をコントロールする特徴にくわえ、モラルハラスメント的な発言を行うパートナー[…]

怒りコントロールをしてくる人の対処法

モラハラ夫に関する、上記の人生相談の記事をお読みいただきこちらのサービスを購入してくださったものと思いますから、読まれていることを前提にお話しすると、私は旦那様は、あの記事に出てきたモラハラ夫の方より、ずっと希望があるのではないかと考えました。

あの記事で私は再構築を勧めているように見えたでしょうが、実際の相談者に対するメールでは、別れた方がいいのではないかと薦めております。

今回の旦那様の問題行動を拝見して総合して思ったのは、旦那様は自他のラインが非常にあいまいな人物なのではないかということです。ここからは私がそのまま感じたことを自由に描いていきますから、話半分で聞いていただければと思います。

彼は、

\ あぴママサポートの会 /

忖度なし。本音のみ。

あぴママが本音本気で語る気鋭のコンテンツ郡です。

✔️ ものごとを深く考えられるようになるための方法論

✔️ 子の集中力を最大限に高める方法

✔️ 論理的思考能力は心に効く

等々、ぜひご購読お待ちしております。

共依存関係から脱する方法
更新はTwitterでお知らせ!