今まで、さんざんブログに書いておりますが、あぴちゃんは、幼少期に、自由な環境で個を重んじられて育ちました。
彼女が幼い頃に通った園が、個を尊重し、ルールの押し付けや束縛が最低限な環境であったためです。わたしも園に大変触発されており、園を習うように子育てしてしまった面もあるので、そのような生育環境となりました。
そうすると彼女の中では、「人はひとりひとり、とても大切な存在で、皆から重んじられるべきもの。個々人の意見はしっかり尊重されつつ、合意形成していくのが普通のことである。」というような、到底この世界の普通とはいえないことが、常識のようになってしまったのです。
彼女は、いわゆる普通の公立小学校に通うことになりましたが、当然そこでは、最初からかなり苦労しました。
彼女の考える「普通」や「常識」が公立小学校においての「普通」や「常識」ではなかったからです。
そのへんの経緯や適応の過程などは、今までブログに書いてきました。
漫画のあとに本文が続きます。 環境の変化 自由な環境から、右へならえ型の小学校へ移行したあぴちゃん。その環境のちがいへの形式的な順応は早かったので、社会性は高いのだなあと[…]
園時代は、いろんな子のいろんな様子がみとめられ、空気もとてもゆるくのびのびと育ちました。あぴちゃんからこういう発言が出るようになったのは小学校二年生くらいからかなぁ。こ[…]
わたしはよく、教育の現場での同調圧力、理不尽なルール、出る杭を打つような管理側のスタイルなどについて、漫画を描くことがあります。すると、そういった現場や空気に対するご自身の嫌だ[…]
今回は現在中学一年生のあぴちゃんの「今」について漫画にしました。あいかわらず、苦労しています。
こんなことなら、最初っからビシバシ縛って育てたほうがよかったんでしょうか…と言う感じです。
今回は、この状況で、わたしがどのように舵を切るつもりなのかということをすべて書きました。
同調圧力、軍隊方式、ご都合主義。教育の現場、また社会で当たり前に跋扈しているこの雰囲気。こういう世界で生きるのにまったく納得いっていない子どもに親がしてやれることはなんなのか。
それを描いたつもりですから、どうぞ。