解釈が積もり積もって愛になる│あぴママびより

解釈が積もり積もって愛になる

いつもいく沢に見慣れないカモがいた
孤独を愛するカモだ
おじいさんはカモが一人じゃいけないという
カモへの解釈が分かれる
犬が笑いながらわたしに近づいてくる
本当に笑っていたかは決してわからない

動物が好きです。いや、もっと具体的にいうと、なじみの動物たちが好きです。

動物好きの人と付き合ったこともあったから全国津々浦々の動物園にいったこともあったけど、特別楽しいとは思えませんでした。もちろん今もそうでしょう。

わたしが好きなのは、自分が数年間解釈を重ねてきた動物たちだからです。できるだけ毎日挨拶に行けるように仕事を調整します。

毎日見ていると、勝手に解釈を重ねる自分を客観的に感じることができるのです。「今日はつまらなさそうだな。」とか、「今日はあの子に振られて悲しんでいるのかな。」とか、「なぜ今日はぼんやりしているのだろう。」とか。

実際のところ、きっと動物たちは毎日淡々と生きているだけでしょう。

しかし、勝手な解釈が重なるとそれが積もり積もって愛になるのです。本当に勝手なものです。