【あぴママの本音】不安定な心。どうすれば安定する?│あぴママびより

【あぴママの本音】不安定な心。どうすれば安定する?

人生相談が届きました。

不安になってしまう心の傾向がひどく、子育てに支障をきたしているという相談です。少し読みやすくなるよう手を入れた相談文章をそのまま記載いたします。

小学生のころからの私の心の状態、そしてコロナによって不安定になってしまった私の状態について、順を追って話していきます。

私は小学生のころ、引っ越しをきっかけに学校に行きたくなくなり泣いてしまうことがありました。そしてそれは、中学、高校、短期大学などの入学時期にも変わらずありました。

友達ができるかという孤独感からどうしても朝モヤモヤして行けないのです。不登校とまではならなかったのですが学校で泣いていたり保健室へいってみたりしていました。

母からは小さなころから「弟2人が可愛い、あなたは嫌い。」と褒められることもなく、家の手伝いは厳しくさせられていました。その兄弟差別と、自分が認められてないことがとにかく辛かったのですが、私も生意気に意見していたので我慢ばかりではありませんでした。

「ダメな子、我慢できない子」と言われ自信はなく、いまだに母の顔色や母の決定がないと生きていけません。こどもが産まれた今も母の近くにすみ、依存が高い状態です。

ここからは現在の私の状態についてお話しします。

コロナが始まって母達がかかったら、会えなくなってしまう。人に会えないことが何より不安でした。こどもがかかった時大丈夫か、自分はしっかりいれるか不安になり、パニックになりました。そこで初めて病気なのかもしれないと気付きました。

電話診療をしてみると、インナーチャイルドといわれ、両親の影響といわれました。半夏厚朴湯をすすめられ飲んだら良くなったのですが、当時の息のできなさ、不眠食欲のなさ、感情が常に不安定で泣いている状態。これがこどもにどう影響するのか…トラウマになっているのです。

そしてついに今年の1月にコロナにかかりまた不安症状がでました。隔離の孤独さ、不安もあり、かかった私が1番酷くなり何度も看護婦さんに電話して泣いて支えてもらいました。それも乗り越えられましたが、こども達が調子悪くなるたび心配でパニックに。またうつなのか不安で落ち着きがなくなり、こども達を必要以上に心配して困らせてしまいます。

我が子には同じおもいさせたくないとアピさんの投稿を前からみてますが、つい母と同じことを言っていたり、それ以上に意見や理想を押し付けたり、否定したり怒ってしまったりほんとになんでそんなことをしてしまうのか…自分が辛かった面もこどもに与えています。

絶対そんな育て方しない!とおもい愛情いっぱい褒めて育ててきたのに2人目が5歳差で生まれてから急に可愛がり方が心からできなくなり4年たちます。

不安定な母の姿を見せてる影響も考え、我が子をどんな子にしてしまうのか怖くなります。

あぴママのお母様もそうかな?と見てて思うのにどうして嫌なことを連鎖しないでいれるか真似できません。

そしてついに、この前娘もクラスがかわり、学校いきたくないと言った時に、息がしにくい、喉に何か詰まってる!と言っていて、私がコロナが始まり陥った不安症状を訴えました。小学生にそんな思いをさせてしまって…まだ3年生なのに…娘を自信ある安心して生きていける子にしてあげたいんだから私が変わらなきゃと思いました。

病院にいって薬などに頼りたくないんです。でもカウンセリングとかいったほうが良いのでしょうか?病院に話しにいったら、薬づけになりそうであぴママに相談することを決めました。長々すみません。強い自分でいたいのと、こどもに酷い態度をしてしまう自分をかえたいです。

育ちの背景から最近起こった出来事にいたるまで詳細にご説明くださっていらっしゃいますが最後の二点である、

  • 強い自分でいたい
  • 子どもに酷い態度をしてしまう

に、的をしぼって回答をつくってまいりたいと思います。

自分を客観的に見てみるために

相談者様が現在抱える問題は

「こども達が調子が悪くなるたび心配でパニックに。またうつなのか不安で落ち着きがなくなり、こども達を必要以上に心配して困らせてしまいます。」

というものです。そしてコロナ渦においては、不安な気持ちから

「息のできなさ、不眠食欲のなさ、感情が常に不安定で泣いている状態。」

という症状をきたしていたとのこと。

おそらく相談者様は、周囲にお母さまがいなければ、そして面倒をみるべきお子さんがいなければ、まったく心が平静な状態で生きられるのだと思います。心配でパニックになる症状のきっかけが子どもの健康状態からきているのであれば、そのきっかけがなくなるからです。また、感情をかき乱す母親という依存先がいなければ、感情は平穏なままです。

ですから極論をいうと、森の湖畔に小屋を建ててひとりっきりで暮らせば、不安な症状は完治すると思います。要は環境つまり条件が変われば、「不安感情」という出力が変わる。だからこそ、本来はだれでも、どんな特質をもった人も環境さえ整えればいたって平常で穏やかな状態でいられるのです。

しかしこれは極論です。普通の感覚の人であれば、母から離れることや子どもから離れることなど、環境を大幅に変える選択肢をそもそも持とうともしないものです。では環境を変えられない人は何を変えなければならないのでしょうか。それは「自分」です。ふつうなら「不安」という感情が生じてしまうところを、少し設定をいじって出ないようにするということです。

これは、率直に言ってとても難しいことのように思います。ここから先は、私ならどうするかというところを率直に書いていきたいと思います。

今回相談者様が「誰かに相談する」という選択肢をとったことはとても素晴らしいことのように思います(相談先が適切であったかは別として)。

「わたしの状態はなにかおかしい気がする」と感じる。そしてそれを言葉につむいで、他者に相談してみる。これはもっとも重要で、落としてはならない生きるセンスのようなものだと日々感じます。

この重要なステップを抜かしても、実は人間はどこまでも生きていけると思うからです。でもその場合は、少しずつ壊れていきながら生きていくことになります。急降下ではないようです。ゆっくりゆっくり本人が感知できないレベルで落ちていくようです。

相談者様はこのステップを抜かさず、この時点でご自分の状態を客観的に長文にし、誰かに訴えている。素晴らしいことだと思います。お子さんに対する教育などは、究極的にはそういうこと、つまり声の上げ方のみ教えればよいのではないか。そうとすら思います。

要は、そのままのあなたで、子育て的にはもう満点だと思います。なぜそれだけで満点なのかという説明はあとにまわしつつ、診療や投薬についてのあぴママの思う所から先に述べていきます。

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