Instagram、投稿するたびにフォロワーが減る問題についての健全な考え方│あぴママびより
悲しいけどけっこう正しい

Instagram、投稿するたびにフォロワーが減る問題についての健全な考え方

Instagramのフォロワーが数千人を超えたあたりから、たいていのクリエイターが作品を投稿するたびにフォロワーが減るという現象に悩まされるようです。(現在進行形でバズっている作品がいくつかある方は別です)

それまでは程度の差はあれ、一応の右肩上がりで運営してきたはずですから、クリエイターにとっては、投稿のモチベーションが上がらずしんどい時期への突入ということになります。なにを隠そうあぴママアカウントも一週間あたり百人単位でフォロワーが減少します。ですから1人フォロワーを増やすためには101人フォロワーを増やさないといけない、という状況下にあるということです。普通に考えると結構しんどいですね…

しかし、素直に考えると結構しんどいですが、テクニカルな視点に舵をきるとそうしんどいことでもなく、むしろ喜ばしいことであるということを本投稿で軽く説明していきたいと思います。目的はしんどいクリエイターの気持ちを楽にすることです。

悲しいけどけっこう正しい

フォロワーには2種類ある

インスタグラムの投稿の露出率(発見欄やタグで何人の方にリーチするか)は作品を投稿して数時間内のエンゲージメント率(アクション率と呼んでもいい)で決まります。エンゲージメント率とはここでは、作品を見たユーザーのうち何人の方がいいね、保存、コメントなどのアクションを起こしたかという割合を指します。

クリエイターの通常モードの作品を見て「これはおもしろくないからフォローをやめる」という行動にうつるユーザーはそもそも通常の投稿でアクションを起こさないユーザーであることがほとんどです。クリエイターのファンというより、ただなんとなく情報のためにフォローした人といってもよいかもしれません。

このタイプのユーザーは、エンゲージメント率という観点から考えると、作品を見たユーザーということで母数にはなるが、アクションを起こさないため、エンゲージメント率の向上に寄与しないユーザーです。母数にたいしてアクションを起こす人たちが多いことが後々の露出率において重要な指標となるわけですから、アクションを起こさないユーザーは、母数になるだけでエンゲージメント率を下げる存在であるから、最初からいないほうがいいフォロワーということができます。(クリエイターにとっては、精神的にはどんなフォロワーもありがたいものですが、あくまでテクニカルな視点に舵をきると、いないほうがいいフォロワーといたほうがいいフォロワーが存在するということです。)

増やすべきフォロワー

この視点からものをいうと、アクションを起こさない、母数になるだけのフォロワーはできるだけ少ないほうがいいのです。

いくつかのアカウントを定点観測すればわかることですが、同じ一万人アカウントでも平均いいね数は全然違ったりします。何点かの要因があると考えられますがそのうちのひとつは確実に、各アカウントの抱えているフォロワーの純度の高さだと考えられます。

ただのウォッチャーが多いアカウントなのか、それともファンが多いアカウントなのか。前者はフォロワーのエンゲージメント率が低く、フォロー外のユーザーになかなか露出しない傾向があるからいいね数も獲得できません。しかし後者はフォロワーのエンゲージメント率が高いため、フォロー外のユーザーによく露出し、より多くのいいねを獲得するということです。

クリエイターが求めるべきなのは、長い目でみると、今今のフォロワー数ではありません。その先の成長を考えると、抱えるフォロワーの純度の高さに焦点を当てるべきなのです。先に説明したとおり、より高いエンゲージメント率により露出率が増え、フォロー外のユーザーにリーチし新規フォロワー獲得につながるからです。その視点からすると、純度を下げるフォロワーがアカウントから常時離れていってくれることはむしろ喜ばしいサイクルの渦中にあるといえるのです。

最後に

周りで「投稿するたびにフォロワーが減ってモチベーションが下がる」というような声を耳にします。それらの声にたいし、テクニカルな視点のみに舵をきった意見で楽になってほしいなと思い書きました。だれかの心が少しでも楽になり、ひとりでも多くの人の表現活動が楽しく持続的なものになることを願いこの記事を締め括らせていただきます。

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