自己肯定感は自分で自分に与えるもの│あぴママびより
小さな特別で自分を肯定する

自己肯定感は自分で自分に与えるもの

子ども時代、自分の名前が光ってみえていた
私の名前は特別なんだな
なぜか跳び箱だけはうまかったから、とぶたびに自分は特別なんだと思った
子ども時代はできないことを指摘されることばかりだったけど自分を否定はしなかった。
大人になってさすがに自分は特別なものなど何もないときづいたけど、特別感は私をたすけてきたと思う
自分のすべてを本にするなら、自分が好きなところに線をひいたほうがよい
いっかいきりの人生だから
はずかしながら自分を特別だといまだに思っている。それは小さい頃からの思考が習い性となったのだ。
どんな小さなことでも小さな特別たくさん見つけて欲しい。

自己肯定感をDIYする

自己肯定感を育てるには、小さなころにしっかり自分の存在をみとめてもらえる経験が必要というのが通説のようです。みとめるとはどういうことか。それは、自分に付属したいろいろな付加価値をみとめられるということではなく、その価値をとりさらった状態の自分をただいつも見てもらえるということなのではないかしら。

そのように育てられた人はとても幸せですね。そうされた人はきっと自然と他人にたいしても同じような仕草を返すようになるのかもしれません。

じゃあ、そうされずに育ったら…?もう自己肯定感を上げる術はないのでしょうか?これに、「いいえ」と答えるのが私の立場です。

自分で自分をみとめる

これはこのブログで何回も書いたことがあるテーマなので、読者の皆さんは「またかい」という気持ちになるかもしれません…

自己肯定感を上げるのに他者の承認が必要であるという立場があります。たしかに、たとえ自分そのものではなく自分の付加価値であっても、他者から言葉で承認されたときは自己肯定感が一瞬上がるかもしれません。しかし、ひとたび人生の落ち目になるとそのような言葉は簡単にはもらえなくなります。そのときに同時に下がってしまう自己肯定感は弱くもろいものだと私は考えます。

いちばん確かなのは、「自分で自分をみとめる」ということだと思うのです。自分だけは自分が死ぬまでずっといっしょにいてくれる唯一の存在です。今回の漫画では書きましたし、【あぴママの本音】他人の動物的対応にどう対処するべきかという記事でも書きましたが、私は他者からあまり承認されない子ども時代を過ごしました。

しかし、世間で「自己肯定感」と呼ばれているものは低くはないようです。「劣等感」のようなものもないように思います。能力的には足りないものばかりだし、客観的にも決して優秀とは言い難いと思うのですが不思議と自分が自分に与える評価は不当に低くはなく上下せずに安定的です。それはおそらく自分の「小さな特別」を見つけるのがうまかったからじゃないかな、と今となって分析するのです。

私はあぴちゃんのことはあまり褒めて育てていません。それには私(他者)の承認をモチベーションにして生きて欲しくはない、という思いがあるからです。自分の「特別」はそっと自分で見つける。そしてそっと自分で大事にする。この流れがまわるようになると、いつかそれが習い性となり、自分のことをそのまま認められるようになるのではないかな、と思うのです。

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大人の自己肯定感

<ここからは2023年12月7日に追記した文章>

上記の漫画に、まあまあある程度定期的に「でも結局自分を特別と思えること自体が、環境や能力が高かったからでしょう?」という反論がくるのですが、そんな反論に、2023年12月に応酬(?)しました。

自己肯定感は自分でつくるもの。原初なる自分の声を思い出すもの。自分が本当はどういう存在であるのか、誰かによってわすれさせられたものをもう一度自分で取り戻すもの。

環境や無能のせいにするのはダサいです。

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