何をしていいかわからない人のための復興支援いろは│あぴママびより
何をしていいかわからない人のための復興支援いろは

何をしていいかわからない人のための復興支援いろは

本記事の最後に、あぴママお手製の復興支援のためのフリーペーパーを載せております。

ご賛同者がいらっしゃいましたら、印刷して、たくさんの人の目につきやすいところにおいていただけたりなどすると、おもしろいかもしれません。

(これね、配布できるのはわたしの住む関東くらいだろうなと考えていたら、九州に置いていただけることになってます。宮崎のとある温泉と、とある鍼灸院です。関東だと、東京と千葉のカフェ、個人開業の医院などに置いております。「全国で配布中!」と言ってもいいんじゃないでしょうか。作るのにすこしだけ苦労しましたから、嬉しいことです。)

今週末は自宅の古本を売るイベントに参加した。
古本を売るという行為。これは本の著者に利益が入らないシステムに加担しているようで、これまであまりできなかった。
売上はすべて能登半島地震の被災者に寄付しよう。この発想の転換により、罪悪感なくイベントに参加することができた。
そしてこれが大正解だった。店頭にたつと寒かったり、接客があるから疲れたりする。だけどそのようにして得たちょっとした額のお金が自分のためじゃなく困った人のもとに届くのは、一味ちがった喜びがある。
寄付のために送金だけしてた頃は、支援の努力はこれだけでいいのかともやもやしたが、少し労働、動作を挟むと、今後もこういうふうに支援しようと心が前を向いている。
その日の夜、売上を数えてネットから寄付するとき、一応ひとこえ
ひとこえ家族にかけるだけで6000円集まったので、寄付先の選定や作業の面倒くささが壁になっているだけで、潜在的な支援の気持ちは日本中いたるところに浮遊しているのだろう。
だから自分が寄付するときは、このように呼びかけると、より多くのお金が集まるのかもしれない。
協力しよう、とか支援しようとか言いたくない。ただ、気持ちよく楽しく生きよう。と言いたい。一点のもやもやもくもりもなく。

実感を追い自己満足も求める、復興支援

これは、先日のこちらの記事、【あぴママの本音緊急無料開放】今だからこそ、人生観を更新しよう。に続く、あぴママの自己満足感を求める奮闘の記録ともいえるかもしれません。

先日の記事では、能登半島地震を受けて、「悲しいんだったら支援しよう。辛いんだったら行動を起こそう。実際の支援行動をしないのだったら、せめて前を向こう。だって無駄じゃん。」みたいな主張を繰り広げました。

今回、古本を売るという自分なりの支援行動を終えて感じたことは、けっきょく自分は「なにかがしたいんだな。実感がほしいんだな。」ということでした。

日本で、また世界で、なにか悲しい出来事が起きるたびに、自分なりの支援活動として、寄付のために送金したりしてきました。しかし漫画に描いたとおりですが、インターネットを通じた送金という動作だけでは、これが本当に誰かのためになっているのか、もやもやとした感情が残りました。

実感がないから、歯がゆいんだと思います。お金はほんとうに便利なツールではあるのだけど、人々から実感を奪います。だからこそ、お金による全能感というのは、悲しく虚しいものなのだろうなと予想します。

正直わたしは、事業を自分でやっておりますから、会社員とは違い、自分の時間を事業に投入すればするほど、売上は上がります。だからわたしがもっとも、支援の力を発揮できるのは、やはり自分の仕事に打ち込むことです。

なのに、まったく本業ではない古本売りのほうに充実感をみとめるのは、やはり、実感がほしいのだなと思いました。このわたしの体のこの動き、普段と違うこの行動が、誰かのためになっているのだという実感が。

おそらくは現地で瓦礫をのける作業ができないくやしさを、この動作により、補填しているところもあるのだと思います。

お金での支援と、行動での支援を

まぁもちろん、本業でも、支援してはおります。あぴママびよりの当月分のすべての利益は、復興支援のための寄付金にまわります。

そして、復興支援のためのフリーペーパーも作成しました。好機かなと思い、カラープリンタを購入して、ベージュの紙に印刷したらかわいくできました。配ったら、喜んでくださった方もいらっしゃいましたし、善い声もいただくことができました。

余った分はすべて、お声をかけてくださった方にお渡ししたので、もしご自分なりに印刷してどなたかに配っていただけるという希少な方がいらっしゃいましたらと思い、こちらにファイルを添付しておきます。

復興支援フリーペーパー

楽しいほうを向いて生きていきたいです。もやもやはひとつずつ消して生きていきたいです。わたしが言えるのはそのくらいだなと思います。

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