勉強よりも大事な教育とは│あぴママびより

勉強よりも大事な教育とは

1ヶ月前に描いた作品はありがたいことに、多くの人の元に届いた。140万人に読んでいただき、いいねと保存合わせては2万人、とけっこう評価されて、とても嬉しい。

多くの方に評価してもらったこの作品だけれども、一部の人たちにとっては、不快になる側面があるのじゃないかな、とも思う。作品中では、自分の生活から不愉快な要素を洗い出して、単純にそれをなくすように生活しよう、というメッセージを込めたけれども、「その不愉快な要素が簡単には失くせないからこそ、人生が苦しいのではないか!」という人も一定数いるのではないかなと思うのだ。

「やめたい。だけれど、さまざまな理由によって、絶対にやめられない。」という習慣や環境を持っている方に、少し立ち止まって自問してみてほしいことがある。それは、「自分はすべてを得ようとしていないだろうか?」ということだ。たとえば、漫画の中でわたしは、娘に「勉強をさせない」ということを大胆に決断している。それは、勉強ができるようになって東大にいけるかもしれない可能性を断つ行為とも言えなくもない。だけど結果として、娘の笑顔は増えた。生活の質も向上した。これらは、すべてを生かそうとする中途半端な態度では得られなかった結果だろうと思う。

また、あっさりと方向転換できた理由は、自分の中で優先順位がはっきりしているから、ともいえる。

今、手中にあるものをすべては生かせない。そんななか、優先順位さえはっきりしていれば、優先度の低いものを捨てて、より重視するところに時間を投資し、そこから多くのリターンを得ることができるだろう。

人生の中では、大胆な決断をし大きく舵を切らなければならないタイミングというのは意外に多いもの。そこで大きく舵を切れるかどうかは、見込み通りの結果が得られなかったときでさえ、腕一つで回復まで持っていけるという気持ちの強さもきっと大事だ。

すべてを得ようとしない。優先順位を決める。その結果、失敗しても自分で自分の責任を負う強さを持つ。

この三つにコミットさえすれば、「悩む」という行為に時間をかけることなど、そうそうないはず。それが、作者である私の言いたかったことなのだ。