あぴちゃんはたしかに、今まであまり人に憧れをもつことはない感じでした。性格的にもそうなんじゃないかなとおもうのですが、それでも中学校での日々で、今までの生活の中にはいなかったタイプの人と巡り合い「いいなぁ、うちもあんなふうになりたいなぁ」と思える人に出会えたみたいです。
とてもよかったですね。本当によかったです。
中学生というのは、個々人によって成長スピードもそうだし、関心分野なども、ばらけていく年代ではないでしょうか。そんななかでさまざまな刺激を友人たちから毎日もらって帰ってくるあぴちゃんです。
あぴちゃんも、ものすごく成長しました。毎朝、自分で目覚まし時計を使って起きて、委員会での仕事のために早朝から学校に出かけていくあぴちゃんです。学業に仕事に、小学生の頃とは考えられないくらいの忙しさの中、過ごしています。
よく文句も言わずにすんなり適応するな、と感心します。(実はちょこちょこ文句は言ってますが、そんなのはまったく気にならないほどに適応への速度がはやいな、と今回ばかりは感心しています。小学生のときは違いましたから。)
そんな忙しい生活を送る我が子を見て、本格的に社会に出るための準備をしているのだなと改めて感じます。たくさんのストレスを潜り抜け、さらりとかわして、いつか自分だけの境地にたどりつく。そんな日々の一歩目にある我が子の、発見の毎日をすこしだけのぞかせてもらえる、親としても楽しい日々のさなかにあります。