ひとりで友達の家に遊びに出かけることはふつうに何年も前からあったのですけど、やっぱり用事もないのに、親への抵抗として家を飛び出すというのは、どう考えてもひとつの成長の節目という感じがして、なんだか感動してしまいました。
大きくなったねぇ…。
どうしても親子というのは構造上、親が強い立ち位置になってしまいます。親がいないと子供が生きていけないのは、子供にとって自明のことです。だから、家庭内においては反抗にも限界があります。この構造をとてもかわいそうだなぁと思い、できるだけ子供を尊重するように配慮してきましたが、それも自己満足なんですよね、結局。
でもこのたび、あぴちゃんが家出ができるようになったことで、抵抗の幅が少しだけひろがったと言えることができる。もちろん家出したってできることの限度は限られているのですが、わたしは心底安心したのです。一時的であれ、わたしから逃げるオプションをあぴちゃんが持っているということに!
とても嬉しい家出記念日でした。
※こういう文章をかくと、ご飯を食べないあぴちゃんのボイコットは正さないのか?などとコメントが届きますが、それに対してわたしがどう対応したのかはご想像にお任せします。今回はそのことは漫画の本筋とは関係がないのです。
Voicyでもどうぞ!7分くらいでお話ししております。