「ママであってもおしゃれしてもいい」
「ママだからって我慢ばかりしなくてもいい」
「ママである前にひとりの人間」
こういうメッセージって、わたしが母親になった十年以上前から世の中にあふれていました。こういうメッセージをうまく表現にのせることができたらたくさんの母親たちの共感を得て作品ごと大絶賛されるという風潮はたしかにありました。
当時は、10年くらいたったら世の中の風潮も変わってきてこういうメッセージが全く意味をなさないものになるだろうなと予測していましたが予測はおおきくはずれました。いまだにこのメッセージはたくさんの母親たちの共感を集めている。そんな空気を感じます。
今日はこれについてちょっと考察してみます。
次のあぴママの本音で「自分を本当に楽しませるものを見つける方法」について書きたいと思っているのですが、それを表現するまえに、上記の現象を考察しておく必要があると思ったからです。
ママだって◯◯してもいい!という表現に癒しを感じている限り、自分を楽しませる、自己本位な生活への一歩は踏み出せないんじゃないかなと思っているからです。
今日はそんな漫画です。