まだ自立しきっていない子供と生活する限り、生活は愛でいっぱいだなぁと勝手に思っています。
毎朝ココアを淹れてやることも、髪とけずってやることも、やらなくていいことです。だって本人ができるのだから。夕食に子供の好きなものを用意してやるのも、やらなきゃいけないことではありません。特段好きでなくても食べるのですから。それでも、喜んでくれたらいいなぁとか嬉しいかなぁとか考えながら生活をつむいでいく。
でもそんなものは子供からするとすぐに日常に成り下がるんです。ココアも淹れてもらって当たり前。髪もといてもらって当たり前。だからこそ、たまにイレギュラーなところで優しくするととても喜ぶのですが「ちがうちがうちがうー」って言いたい。言わないけど。
あなたといっしょにいることを選んでいること、わたしがあなたをおもしろいなぁって見てること、これからもずっと味方だよって思ってること。これはなかなか子供には伝わらない愛の形です。