この手にあるものを随時手放して、「まぁいっかー」と、のびのび生きていけたらどんなにいいでしょう。これはマイペースと呼ばれる方の生き方かもしれません。
しかしマイペースではない人、人に合わせて動くことができる人ほど、たくさんのルールを自分の中に内在化していることから、しがみついているものが多く、がんじがらめになりがちです。だからこの「まあいっかー」の感覚があまりわからない。
なんとなく「こうであるべき」をこなせない自分を責めながら生きてしまうわけです。
しかしこの「まぁいっかー」と自分を許す感覚が、自然にはわからない人でも、思考の力で「まぁいっかー」という状態に、自力でもっていくことはできると思うのです。
それには、自分の心の中に引き出しをたくさんつくることだと思います。そして、なにかあれば、その引き出しのところまで歩いていき、中のメモをたくさん取りだして読んでみる。そして、そのときの自分にとっていちばん都合のよいものを選ぶわけです。
今日のテーマはそんな引き出しをつくる方法についてです。どうぞご覧くださいませ。