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日本語の細かい機微に敏感になってきた
小さい子ってそのまま塊として言葉を覚えると思うんです。「大丈夫?」は一文字一文字に意味の込められた漢字の「大丈夫?」ではなく、なにか痛いことがあったときに大人がかけてくれる言葉としての「ダイジョーブ?」
その塊としての言葉が、小学校低学年あたりから、ひとつひとつ立体的に意味を持ち始めたあぴちゃんです。
母としては、「言葉の世界にようこそ!』という気持ちでしょうか。思考が始まるのは言葉にしてからだと思います。もやもやっとした概念をひとつひとつ言葉にしてみることで世界は立体的になっていきます。そのことのちょっとしたお手伝いをしてあげることはできるけれども、その作業が好きか好きでないか、やるかやらないかはあぴちゃん次第。今後どうなっていくのかはわかりませんが、とりあえず子どもが言葉の世界に足を踏み入れ、面白がっている様子を隣で見るのは、とても楽しいことです。