今日の漫画は、新一年生、適応までの道の記事で描きました男の子について、その後のお話です。
幸せは自分が努力したから?
あなたの今の幸せは自分の努力のおかげでしょうか。まぁいろいろと個人の考えはあるだろうとは思いますが、わたしはその質問に明確に「NO」と答えます。
さまざまな運の巡り合わせによりたまたま幸運が重なっているだけ。と考えたほうが適切でしょう。そもそも適切な教育が受けられるかも運です。そのあとよき仕事に巡り会うことができるかもすべて運です。パートナー、家族もそうです。
ですから、冒頭の6歳児が学校が嫌いになってしまったとき、わたしは「あぴちゃんはそうじゃなくてよかった」というふうには考えませんでした。あぴちゃんもそうなっていた可能性は十分にあると思いました。あぴちゃんがそうならなかったのは運の巡り合わせでしかないわけです。
そういうふうに考えていくと、この社会で今なにかに悲しんでいる人はまったく他人事ではありません。彼らの姿は良運が重ならなかったときの自分の姿です。
身の丈以上のことをおこなうと人生のバランスが崩れるように思います。ですのであくまで等身大をたもち、誰かの助けになることを考えていきたいと思っております。