ひとりひとりの人間には、独自の感性がたくさんたくさん、いろいろな形で詰まっている。
偶然の力でそれをできるだけ多く呼び覚ませられる人もいれば、それらが眠ったままで死を迎えなければならない人もいる。
オリジナルな感性を言葉の力で呼び覚ますことがとても大切だ。なぜなら、呼び覚ましさえすればそこから自力で道を探りあてられるからだ。
偶然の力でそれをできるだけ多く呼び覚ませられる人もいれば、それらが眠ったままで死を迎えなければならない人もいる。
オリジナルな感性を言葉の力で呼び覚ますことがとても大切だ。なぜなら、呼び覚ましさえすればそこから自力で道を探りあてられるからだ。
今日の漫画には、子どもの独自の思想が呼び覚まされた瞬間をとらえた描写や、そこから、今、目に見えている世界を自分のことばで再構築していくプロセスなど、これに関してわたしの見てきたものや考えを詰め込みました。
まず、人間ひとりひとりはほとんど天才と言ってもいいほどに独自の感性の塊なのだということ、それを多くの読者に信じられるようになってほしいです。話はそこからです。
じゃあ、どうやってその独自の感性を掘り出していくのか。それを明らかにしつつ漫画にしてみました。
今日は近所の子どもを主役にしましたが、大人も子どもと一緒です。大人にも、同じか、それ以上のポテンシャルがあるのです。