ママ友の家で遭遇したメモについての作品に、とても大きな反響がありました。その続きを書いたので、こちらに投稿します。まずは、反響があった前作品をご覧ください。
そして、こちらは続きです。
このママ友は、フルタイムで働きながら、2歳児と7歳児を育てている方です。イヤイヤ期の子にも日々向き合っています。心境を少し聞いてみました。
自分への戒め。わかってはいながら怒ってしまう。自分の感情も入ってしまう。親からしたら子供の為と思ってることが、親からの押し付けのような気もする。常に見える冷蔵庫に貼ることで毎度初心に戻るきっかけになってる。でも、このメモを見て彼の誕生の時期を思い出す。ただ元気で生まれていればそれでいいと思ってた。心から。頭が良くなってとかスポーツできるようになって、とかは全く思わなかった。ただ健康に無事に生まれてくれればって。このメモ見てるとその気持ちまで思い出す。言い過ぎてしまわないように自分への戒めかな。
衝撃だった。涙が普通に出た。
そして、本当にいい子に育ったなって思った。わたしから育てられて、こんなにいい子に育ってくれたって。子供はわかってるんだ。わたしがメモをわざわざ貼ってる、わたしがすごい葛藤してる様、わたしが頑張ってる姿。そして、子供も同じように頑張ってる。努力してる。この世に悪い子供なんていない。みんないい子なんだって思う。
冷蔵庫にメモを貼ったのは一年くらい前のことで、お子さんからの返事もいつ書かれたものなのかはわからなかったそうです。お子さんにそのお返事のことを聞いたら、「なにこれ、誰が書いたの?」と言われ、衝撃だったとおっしゃっていました(笑)
この感動のあとのしっぺ返し!
でもいいんです。そんなものなんです。一瞬一瞬の子どもの気持ち、儚くてさりげなくて、とても美しいものだと思います。本当に素敵で最後には笑える話が聞けて、とてもうれしかったです。