今日のブログは、役に立たないことができないあなたに。自由な発想で子どものような時間を過ごすことができないあなたに。
まずは、「神のうた」という詩からどうぞ。
「こんなことやっても役に立たないから。こんなことをやってもお金にならないから。」
そうやって、いろんな楽しいことを素通りしてしまうように、われわれはしっかり教育されている。
そういう教育はわれわれに、目に見えやすい「利益」を追求する行動のみを推奨するから、われわれは自然と、「役に立つか」ということを最大の基準として、行動をえらびとるようになってしまった。
自分の本当にやりたいことがわからなくなって、ずいぶんと経つ。
子どもの頃は、ずっと聞こえていたはずの、心の中の神のうた。
それにしたがってさえいれば、楽しかった日々なのに。
もう一度、取り戻そうよ、神のうた。
耳をずっと、そばだててみる、神のうた。
なまじ社会で優秀に生きている器用な人ほど、この社会での巧い生き方に人生が最適化されすぎて、純粋に楽しいことというものを見失いがちなのではないでしょうか。
そのように思うのは、私もそうだったからです。
これからもずっとそのように、楽しいことを見失いながら中途半端に充実して生きていく人もいれば、方向転換して、利益よりワクワクにしたがって生きていく人もいることでしょう。
どっちでもいいんじゃないかなと思いますが、自分の場合は、ある友達にかなり影響を受けて、どうも後者になっていっている節があります。
「あ、こういう視点を持ち続けていいんだな」「もっとこういうふうに生きてもいいんだな」
そういうことを、今にいたるまで気づかせ続けてくれている、その友達の生き方や言葉の結晶を漫画と文章にまとめました。
私に影響を与え続けている彼は、私の読者にも大きな影響を与えてくれるものだと見込んでいます。