ものすごく観たい感じのマイナーな映画を見つけ、もうすぐ公開が終わりそうでしたから、あぴちゃんに頼んでみたのですが、ダメでした!あまりメジャーにのらない感じの映画は、あとから有料配信などされることも少なく、DVDでも手に入らないということも普通にあるので、観たかったのですけどね。
2年くらい前に引っ越してから、あぴちゃんは留守番が苦手になってしまいまして、家にひとりでいることがストレスになるみたいですからあぴちゃんを置いていくということが難しくなりました。
だからこのように、諦めないといけないことも生活の中では多々あります。
人は自分の人生しか歩めないので、人と比べて自分の人生がどうとかはあまりわからないのですが、私の場合は、子育てによりあきらめないといけないことの代わりに始めた細々としたことのほうが、年月を経て大きく実りをもたらしてくれることが増えております。少なくとも私の人生にとっては、あぴちゃんの存在には感謝することばかりです。
また、驚くべきことに、子どもという制限ができて以降のほうが、仕事のパフォーマンスが上がっているというのも実感していて、こんなことを言うと差別と問題視されてしまうかもしれませんけれど、一緒にお仕事を選ぶ場合も、介護や子育て、なんらかの制限を抱えている人のほうが、ずっと人材としての価値を感じます。
「子ども」に限らないのだと思うのですけれど、やはり手がかかる、手をかけなければならない状態の人と一緒に過ごすのは、学びが多いです。社会や人々について感じたり考えたりすることも、乗算で増えていく、そんなことを感じています。
本人には素直に言えませんけれど、あぴちゃんとの日々というのは、本当に貴重でありがたく、幸せなことだと感じています。