












保護犬のカワちゃんが我が家にやってきてから、平日の昼間の散歩がわたしのルーティンに加わりました。
我が地域にある大きな公園は、絶好の散歩スポットで、犬を連れた人達が多くいるのですが、そんな犬親の方々は、横につながるのがとてもお上手です。よくお互いの犬を挨拶させながら井戸端会議をしているのです。
カワちゃんの社交生活のために、そういうコミュニティに入らなければとしっかり思っていた時代が、わたしにもあったのです。
ある日、たいへん汚い恰好で雑種犬のカワちゃんを連れて散歩しておりましたところ、とても綺麗な犬マダムに出会いまして、ご挨拶をして少し世間話をしました。そのとき、全体をとおして犬マダムがちょっと私の汚い身なりにひいていたような、そんな雰囲気を感じ取りました。
「これはよくないかもしれないな…」と思い、そんなことがあってからはちゃんと身なりに気をつかうようになりました。三日くらいですが….。
今では元通りです。平気で、かつてのような寝ぐせパーマに汚い恰好で、綺麗な犬マダムたちと談笑しています。