よそはよそ、うちはうち。の一言で終われるはずはないのだ。
先に進むためには納得が必要で、幼いあぴちゃんの納得を導くには、わかりやすい説明と、なにより親の根気がいると思う。
あぴちゃんは日本の小学校で、管理された集団生活をおくっているのだから、人生の中でも、みんなと同じようにしていれば安心だ、とそう思うことが多い時期だろう。だからこそ、大多数の家とちがう思想が流れる我が家で育つことは、きっと、あぴちゃんにしかわからない葛藤としんどさもあるのだと思う。
ママは、みんなと違うことをやる、というリスクを十分に承知した上でやっている。ママの庇護下で育つあぴちゃんには、そのリスクもわからず、選択肢がない状態でみんなと違う環境で育つことになっている。ママとあぴちゃんの立場の非対称性にはママの方が意識的でないといけないのだと思う。