Voicy「夫婦の意見はあえて統一しない」では、この方針の目的を二つに絞ってお伝えしました。ざっと要約すると「正解がないことを教えたい」ということと、「民主主義を教えたい」というところです。
しかし、お話しなかった目的もまだあります。それは、議論のやり方を教えたいというところです。双方が「正解はない」ということを前提に、自分の意見をアサーティブに伝え合うこと。たとえ、一方の意見が採用されないことになっても相手へのリスペクトは保つこと。
これが社会にでたときに役に立つ大事な力になるだろうと思っているからです。
本件の我が家においての問題は、どうしてもあぴちゃんが賛成したほうの意見が総意になりやすいということです。多数決で導き出された意見が正しいとは限らないのですけどね。でもそれを教えるには、なかなか2対1という状況では難しいものもあります。