夫婦の気分というのもあるのですが、ある時期から急に、わたしたち夫婦はそろってあぴちゃんのお食事中のマナーを憂えるようになりました。あの時期、あぴちゃんは家では空腹のわんちゃんのようにご飯にがっついていることがままありました。しかし、ちょっといいレストランなどでは猫をかぶってお上品に食べることができましたし、わたしは以前はそこまで問題視していなかったのです。しかしその時期、みょうにあぴちゃんの所作が気になってしまうようになってしまったのです。
なんでだろうな、と考えつつ自分の気持ちと夫の気持ち、あぴちゃんの様子を観察していたのですが、原因を急に思いつきました。あぴちゃんの体が急に大きくなった時期なのでした。たしかに小さい子がガツガツと食べる様子と、ある程度大きくなった子がガツガツ食べるのとはみっともなさ具合が変わります。
ですから、あぴちゃんの心の変化というより、こっちの見方の変化により状況が変わったということなのです。いうまでもありませんが、この観点から考える限り、あぴちゃんに落ち度はありません。あぴちゃんは通常運転です。にもかかわらず親からの指摘は増えます。あぴちゃんにとってはさぞストレスフルだろうな、ということで、わたしは大人側にあゆみよりを促すことにしました。
もちろんあぴちゃんへの説明はする必要があります。こちらは体が大きくなったあなたに成熟を期待するようになっているということ。まだセーフということにするけど、ゆくゆくはしっかりできるようにならないといけないということ。
好きな人の期待に応えたい。これもまた人として自然な気持ちですから、あぴちゃんの行動も少しずつ変わってきています。まぁ言われるのがうざいから変わっとくかという気持ちかもしれません笑
今回は食事中のマナーにしぼってご紹介しましたが、それだけではありません。体が大きくなってくると、あらゆる意味で成熟を期待するようになっている自分を感じます。そして我が夫の言動もどんどん厳しくなってきていることを感じます。
しかしあぴちゃんの心は子どものままです。必ずしも体についていってはいません。そこのところ、よく理解しないといけないなと思い気遣っている毎日です。