比較は人間の本能だな。と常々思います。
似たようなものが目の前に並ぶと、自動的にわたしたちは比較します。どっちが大きいかな。違いはどこにあるかな。そしてこれが区別へ、果ては差別につながります。
さまざまなことを比較することが好きな、というか自動的に比較してしまう私たちは、その毒牙を自分にも向けます。わざわざ自分と似ている人をひっぱってきて、脳内で「彼ら」と「自分」を比較するわけです。
そして優越感に浸ったり、屈辱感に苦しんだりします。
どうやら「比較」がこの生きづらさの原因らしいということには、すでに多くの人が気づき始めています。ちまたでは「比較をやめよう」的なメッセージも見かけます。ストレートにやめようと言われてやめられるものかいな、と思いますが、そういったメッセージが受け入れられているということは、その一言でやめられる方もいらっしゃるのでしょう。
あぴママはこの漫画で、「比較をやめること」ではなく、「①他者の優秀さを分解すること」と「②◯◯を子細に見ること」で楽になることを提案します。
この二つができれば、自動的に比較をやめ、運命に対してパッと胸をひらき、ほのぼの、のびのび過ごせるようになると思うからです。とても社会的な人にもなれるかもしれません。
そんなことを漫画にしました。どうぞお楽しみくださいませ。