今日の漫画は、こちらの投稿の続きです。
家庭環境がとても良くいつも気持ちが家族に向いている人でさえ、なかなか自分を肯定できずに苦心している様子を頻繁に見かける。家庭環境の善悪は自己肯定感の高低に相関はするだ[…]
上記の漫画でわたしが描いたのは「自己肯定感は自分で育てるもの」という私自身の考えです。親とか環境とか、まったくとは言いませんけど、関係ないだろうと主張しています。
上記のわたしの考えは、一般の考え方とは違うものです。
心理学の実験やデータからの考察から、健全な自己肯定感の育成には幼少期にはぐくむ母親との愛着がいちばん重要とされております。
そういうものを読んだ人たちは、それに即座に影響を受け、こぞってそれを持ち上げますから、一般的にはやはり、親や環境、本人の才能、つまり外部的な評価が重要とされております。
(一般論というのは正解ではなく、より多くの人が正解だと信じている論理ですから、より多くの支持者を集めた推測は、一般に定着していきます。)
一般論とわたしの主張が違うからこそ、上記のわたしの漫画のような主張に下記のような質問、というか反論がくるのです。
「自分を特別だと信じられること自体が才能であるし、それには健やかな家庭という素地が必要なのではないか。つまり、自己肯定感は自分でつくれるものではないのではないか。」
今回はこの反論にたいして漫画で答えていきます。