スマートスピーカーを購入した理由は、あぴちゃんが突然の雨に濡れないようにするためだ。ママには、天気予報を見る習慣はない。そしてママには、自分に必要ない習慣を新たに身につけることがとても難しい。だから、あぴちゃんが簡単に天気を調べて学校に傘を持っていけるように、スマートスピーカーを購入したのが、約2年前。
小学生が主に使っている機能
- 天気予報
これは、テッパン。少し雲ゆきが怪しい朝、「今日の天気は?」と聞いている様子。無事に傘も持っていけるようになりました!お友達と外で遊びたいときとか週末の天気とか、けっこう頻繁に聞いています。とても微笑ましい。
- アラーム
これは、一番使っている機能。歯磨きのとき、二度寝したいとき、勉強時間、休み時間、自分で考えた時間設定で、アラームを気軽にかけている。このへん、アラーム設定の仕方がすごく手軽(「OK Google! 10分後にアラーム!」)なので、他の機器と比べて、子どもには使いやすい。それがゆえに使用頻度が高い。ごく自然とアラームをつけるくせが、自律的な生活を補強しているようにも見えてとても好感度が高い。
- 日付
カレンダーをパッと読めないのは、あぴちゃんだけ?小学生って意外と、日付が必要なタイミングが多いみたいで、宿題の記録をするとか、あとは、純粋に習い事のある曜日かどうか知りたいときとか、毎日のようにあらゆるタイミングで「OK Google!今日って何日?」と聞いている。親としてはいちいち教えないでよいのが地味に楽だったりする。
- 日本語がわからないとき
「あれ?」と思った日本語があったときは、スマートスピーカーに聞いている様子。親が忙しくて対応しきれないときなどには、親も重宝。昨日は、「ピカタってなに?」と聞いていた。リビングに世界地図がかけてあるのだけど、「OK Google!ロシアの人口は?」と聞いたりするとすぐに答えてくれるので、勝手にいろいろ聞いて、「日本よりずっと国は広いのに人口は変わらないんだね」と納得したりしている。使いこなすと、小学生はもとより大人にとってもかなり勉強になって面白い。
- おまけ
けっこう多機能でおもしろいなあ、と思うのが、ピカチュウやハローキティを呼び出す機能がついていることだ。あぴちゃんは暇になると、OK Googleとクイズをしたり、ピカチュウを呼び出したり、できる範囲で軽快な会話を楽しんでいる。こういうAIツールと家族で遊べば、楽しさもひとしお。
小学生にスマートスピーカーは必要か
あぴちゃんの使い方をみていると、時間感覚を得るため、とか、自分の行動を律するため、とか、わからない知識を補充するため、などの用途にスマートスピーカーを使っている様子だ。別に、無くてもなんとかなっただろうとは思うけど、Google検索を使いこなせなかったり、アラーム機能のある時計が使いこなせなかったりする、小学中学年の子どもには、とってもお手軽な、秘書ツールだとおもう。
いまでは、子どもも大人もスマートスピーカーなしの生活は考えられない。あぴちゃんは自然とママが知ってそうなこと、そしてママにはわからないけどスマートスピーカーに聞けばわかりそうなこと、の傾向をつかみ、ママとスマートスピーカーを使い分けるようになった。これって地味にすごいことだよなあと思う。