だいじなだいじな適応の時期に、私は彼といっしょに過ごしているわけです。一日にたった数時間ですが、彼の母親といっしょにほんとうにハラハラと心配しながら過ごしています。朝はどんなだったか。夜はどんなだったか。不必要に密に連絡をとりあい、この時期だけ、母親がふたりいるようなものでしょう。
あぴちゃんも一年生のときの気持ちを代弁してくれたりします。あぴちゃんによると、とにかく遊びの時間がぐんと少なくなり、勉強なんてしたくもないのにさせられる時間ばかりになるのが受け入れがたいそうです。そして先生がすぐに怒ってきたりするのも嫌だそうです。まぁ彼も、まだ口が上手ではありませんがだいたい同じようなことを言いますので、きっと本当にそれは子どもにとってきついことなのだろうなぁ。と思って見ています。
私はただ、彼になにをしてあげることができない無力感を味わっています。ただ、そばにいれるときにそばにいて彼が遊びながら自分を楽しむ様子を見ることだけですね。
四月。ああ、四月。四月って大変な時期なのね…。