つい先日、中学一年生のあぴちゃんに対して激しく怒ったことがあったので、今日はそのときのできごとについて漫画にしてみました。
なぜ、あえて自分の恥部をさらすような漫画を描くことにしたのかというと、たとえ子どもに理不尽に激おこしても罪悪感にさいなまれてへこむことのあまりない私の認知や考え方は、罪悪感にさいなまれてしまい、つらくなってしまう人たちに参考にしていただけるのではないかと考えたからです。
激おこすることにより、そのあと罪悪感にさいなまれてへこんでしまう人は、自分の親から受けてきた教育作法に抵抗感があったり、自分の親を「毒親」と呼び、恨んでしまう傾向が強いのではないかと私は見ています。
そして、そういう人は、うまくできなかったときに自分を責めるだけにとどまらず、内心で自分以外の「うまくできない人」を見下げてしまったり、責める感情を持ちやすいのではないか。
自分を責めるのは、自分なりのモノサシを心に秘めているからです。そしてそのモノサシは当然、自分のみならず他人をはかることにも使われますから、モノサシを持つこと自体あまり平和な選択ではないとわたしは考えます。
この漫画で目指すのは、強いモノサシを持つ人からモノサシを手放すことを促すことですが、私の力量が及ばす、それができなかったとしてもモノサシを弱体化させることができたら私はとてもうれしく思います。
(注釈:私はプリントを渡されても読まずにあぴちゃんが迷惑を被ったという前科が何回かあるので、あぴちゃんの主張はある程度正しいです。)