【人生相談がきた】弟が見下してきてムカつく│あぴママびより
ムカつく弟

【人生相談がきた】弟が見下してきてムカつく

19歳の女性からの相談です。

ムカつく弟

勝手に送らせていただきます。ご都合の良い時に読んで頂けたらとても嬉しいです。

私には7歳年下の弟がいて、弟の事は好きですが、どうしても張り合ってしまいます。弟は、小学6年生で、小学校の中では優等生な方で明るくて友達の多い子です。一方、私は、小学校の中では特別優秀と言うわけでもなく、友達が多いわけでもありませんでした。

弟が昔の私の話を聞いて「お姉ちゃんは根暗の陰キャで仲良い友達なんていなくて、馬鹿だったんでしょ?」と言ったんです。冗談めかして言われれば受け流せたのかも知れませんが、弟が私を本気で見下しているように感じました。そこから、弟が私を見下しているんだろうな、と思う言動が度々気になるようになりました。

私は中学受験を経験していて、弟も目指しています。

私は小学校で特別優秀ではありませんでしたが、塾では度々掲示される程度の結果を取っていました。逆に弟は塾での勉強は上手くいかず成績が思うように上がらないようです。弟が落ち込んでいる姿を見て、可哀想だと思って、何かアドバイスをしてあげようかと思う反面、弟が私のアドバイスで成績が上がり、私より偏差値のいい中学に入り、高校に行き、大学に行ったら、私は弟からずっと見下されたままなんじゃないかと思ってしまいます。正直、成績が上がらないでほしいとも思ってしまいます。弟の一挙手一投足が気になり、イライラします。

しかし、弟は私を下だと思っているけれどそれを悪い事だとは思っていません。そのため、私に気を使ってくれたり、弟の限りあるおやつを分けてくれたりします。

そんな弟に対して、イライラしている自分が嫌なので何か違う考え方が出来ないかなと思っているところに、私にはない考え方をして子育てされているのを見て、送らせていただきました。

あぴママの回答

弟さんとの日々は残りわずか

質問者様が19歳ということでしたら、ごくふつうに考えると弟さんとともに過ごす日々は残り少ないでしょう。

大多数の人間は育った家を離れて自立し、男性であれ女性であれ新たな共同体(法的なものもあればそうでない関係も)をつくり生活の拠点をそちらにうつすことになるからです。弟さんも自立すれば、あとはお互いに一年に一回盆か正月に会えばよい方、みたいな関係になっていくものでしょう。そうすると、今のように「一挙手一投足が気になりイライラ」なんてことはなくなるでしょうね。その意味でいえば、今の悩みはわりと期間限定の悩みのように思います。

弟さんの性格はちょっとよくわかりませんが、ふつうはわざわざ誰かを見つけてマウントをとるという行動は、精神が充足していればやらないと思います。彼なりの社会生活で、何か満たされないものを身近な人間にぶつけている可能性があると思います。

もっとも大切にするべきはむしろ身近な人間との関係

ここからは「私なら」という視点でお話します。私は、たとえ家族のような身近な人間にたいしてであっても最低限の礼節は尽くすべきだという考えを持っています。自分も家族のパーソナルスペースに踏み込むことはしないし、相手にも踏み入らせません。相手の怒りの感情さえ、それが不合理なものであると感じれば、受け入れることを拒否します。どちらかが相手の蛮行を我慢しなければならない関係は極めて不健康だと思うからです。

質問者様でいえば、弟さんの見下してくる態度を我慢するということであり、このまま我慢し続けるのはとても不健康であり、弟さんのためにも質問者様のためにもならないでしょう。そのまま見下され続ければ質問者様は弟さんを嫌いになってしまうでしょうし、弟さんにしてもお菓子を分けてあげるべきお姉さんに嫌われることは決して望んではいないと思うからです。

もし私が質問者様だったら、見下されたと感じたときに全身全霊で「あなたの行動は私にとって不適切なものである。私はそのような態度を嫌悪する。」という姿勢をわかりやすく示すと思います。その表現は言葉により一瞬で終わることもあれば、数日かけることもあるかもしれません。いずれにせよ、相手に「二度とこんな態度をとることは止めよう」と確実に思わせるよう、明確なメッセージが伝わる態度をとることがポイントだと思います。

ムカつく弟であれ、弟の最善の将来を願うべき理由

弟に良きアドバイスを送ると弟の成績が上がり弟が偏差値のいい高校、大学にいってずっと見下され続けるのでは?と危惧されているとのことですが、人生、大学以降のほうがずっと長いです。出身学校の良し悪しは人生の幸福度にそんなに相関しないと思います(あくまで私の観測範囲ですが)。たとえ弟さんが質問者様より良い大学にいったとて、そのあとの人生で他人にマウントをとれるほど本人にとって幸せな人生を歩めるか。それは全く別問題だと思います。

年をとると、兄弟を含む旧家族がしっかり自立して生活しているか否かは、割と今後の人生設計における死活問題だったりします。家族の理想通りの学校に行かせてやり、自立を助けてやるのは、将来的に質問者様にも大きな利益となって返ってくるように思います。そのへんは計算高く尽くしてやっていいのではないかな、と思います。

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