「かわいそうな人たち」にふたをして生きる│あぴママびより
かわいそうな人たちにふたをして生きる

「かわいそうな人たち」にふたをして生きる

我が子が勉強がつらすぎて死にたいと思っているのも、ほんとうの自分を活かす道をつかみとれないのも、すべては「かわいそうな人たち」にふたをして生きてきた結果なのではないか。

今回はそんな提言を、簡単な漫画にまとめています。

簡単なことです。ふたさえしなければ、すべての問題が解決していくから。

今日も漫画をお楽しみください。

ちげーよ!!何言われても焦れない障害だよ!!アハハハサイコーだねその障害!! それはすべてひとつの漫画のある問題発言から始まった。
よせられたDM あぴママが障害者を軽んじていることに嫌悪感を覚えます。 わたしは「障害」という言葉をいとわず使う。「障害者」も同様。DMの彼女のような感覚をもつ人が多数派だとりかいしているのになぜあえてそうするのか。
それを話したラジオ「障害者。セックス。死。」は放送直後からかつてない反響と指示を得て、なんだかすごいことになってしまった。 Voicy EPISODE AWARD2025
わたしは調子にのった。次にとりあげたのはこのコメント。 でも現実、偏差値が低い高校は、ほとんどが想像以上に色んな意味でレベルが低いです。やりたいこと見つかっていないのであれば、高い水準のところに身を置くのがベター。環境は大切。子どもの樹種性に幻想を抱きすぎるのは要注意。あまりにも周りに流されやすいのが未成年。 「偏差値の低さは人間的レベルの低さ?差別意識の根幹を探る。」こういうことを臆さず言える人の根っこに迫っていった。
「あぴママ、私は低学歴だけど幸せだから別にこんな発言、問題でもないし議論するまでもないと思うんだけど・・・」こんな意見もきた。たしかに。本当にそのとおり。
わたしは障害者でもない。低学歴でもない。目立った差別などされたこともない。でもなんでこう、「その差別まずいよ!!ヤバイことになるよ!!」ってやたらみんなに言いたくなるのか。
弱者に優しくありたいから?ムリ。ぜったい100%ちがう。
ちがうんだって。見えてるからなの。みんなが苦しんでる理由は、全部見えてるはずの人を見えてないように扱ってるからなの。
こういうDMが日々くるの。
子どもが勉強がつらすぎて生きていたくないと感じてるんだったらさ、勉強させない一択じゃないの?育児本の著者にDMしてる暇ある?
あなたたち夫婦の言うところの「いい高校、いい大学」に行かなかった「不正解」の人を見ないことにして生きてきたから、知ろうとしてこなかったから、子どもがそうなるのが怖いのでは。
低学歴差別の話にはこんなコメントがいっぱいきたよ。 学歴のレールにのらずに生きている人が周りにいないので、なかなか一歩踏み出せないし子どもにも示せません
その発言一つでわかるのよ。あなたがあなたの周りにいるどれだけ多くの人を、見えているのに見ないことにしているか。商店街の親父、パン屋のおばさん、くみとりのおじさん、わたしの大事な人たちは、ある層の人たちから見ないことにされている。
みんなを見るだけ。透徹したまなざしで目に映る人をそのままの形でみとめるだけなの。そして話すだけなの。
そうするとそこには忌避すべき言葉も存在もない。障害者という言葉を奪い障害者の存在の椅子を取り上げる必要もない。
我が子が見えない人になるんじゃないかと恐れることもない。だってちゃんとわたしには見えているから。
差別意識を抜けば確実に自分が軽くなる。世界が透明になる。世界が透明になれば、すでに与えられたものに気づき、うまく使いこなせるようになる。子どもに戻ることができる。
今回ノミネートされたエピソードはほとんど「幸せに生きるコツ」とかで「障害者」とか言ってるのは私くらいだ。最終投票があrのに、もっとも戦闘力の低そうな私の話。
でもわたしは、この話はみんなを結果的に幸せにする話のはずだと思ってる。今簡単に幸せを感じさせる話ではなく、だんだんと自分が、じわじわと周りの人が変化する話に、一票投じてみないか。この話が広がっていく未来にワクワクされた方のみ、最終投票であぴママに入れてほしいのです。

「どうしてそんなに軽やかに、自由に生きられるのですか?」

今はもう、そういうふうに気軽に聞いてもらえなくなってきたけれど、昔はよくこんな質問があぴママの元に寄せられたものです。

そんなことを言われても、、と、いつも答えに詰まっておりました。なにから説明すればよいのかわからなくて。

こういう漫画に描いたようなことを、表現できる気もしなかったし、表現する気もなかったです。

だけど、たまたま、アンチコメントが来て、それに誠実にこたえてみたら、それがVoicy EPISODE AWARD2025にノミネートされて、ふたをあけてみたら決勝戦でたたかわなければならない状況になったと。

それであったら、わたしがほんとうに思ってることをぶつけてみてもいいかな、と描いてみた漫画です。

ノミネートされた他の方々の話を聞いてみましたが、あぴママみたいなことを言ってる人はひとりもいませんでした。

自分は戦闘力が弱すぎる、と感じました。「自分の人生を幸せにする」という分かりやすいメリットのありそうな話の数々の中で、ひとり障害者のことを話しているわけであるし。

でも、わたしのせんだっての話「障害者。セックス。死。」にひとつの可能性をみてくださった方がいらっしゃれば、どうか最終投票であぴママにご投票いただけますか。(1回目に投票くださった方、ありがとうございます。でも本番はどうやら2回目の投票みたいでして、それであぴママの話の位置が決まるんだそうです。)

障害者に代表されるような、見ないことにされている人達を、ただ見るだけで、自分が変わっていく。もっと幸せな形へ。

このサイクルを理解し、ご共感いただけた方は、最終投票であぴママに一票投じてほしいのです。

投票はこちらから。

「障害者。セックス。死。」を未聴の方は、上記リンクからもお聴きいただけます。

あなたの一票は、わたしの希望になります。

どうかよろしくお願いいたします。

かわいそうな人たちにふたをして生きる
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