あぴちゃんの幼少期は、「なんで○○するのっ!」「なんで○○しないの?」という「なんで系責め句」とも言い表せる言葉づかいをできるだけ避けて子育てしておりました。
「なんで」という疑問詞から始まるこの言葉ですから、言葉に敏感である子どもであればあるほど、その理由を考えて答えようとします。しかし、こういうフレーズって、そもそも答えを要求していなくて、責めるための意味だけで用いられることが大半です。
せっかく子どもががんばって考えて理由を答えたとて、責めるためにその言葉を使っている親側は、理由を求めているわけではないのだから、火に油を注いでしまうだけ。
それなら、大人側が変に「なんで系責め句」を多用して、子どもを混乱させたくないなと考えていたのです。
しかし、大きくなってきたので、多用しております。「世間の言葉遣いに慣れておきなさい」という意味合いを込めて。
そうしたら慣れてきて、一枚も二枚もうわてな回答をしてくるので、隅におけません。