【一部だけ本音会】パパとママ、いつ死んでも大丈夫な子ども│あぴママびより
ママとパパ、いつしんでも大丈夫な子ども。

【一部だけ本音会】パパとママ、いつ死んでも大丈夫な子ども

夫婦2人で外出し、帰宅が大幅に遅れ、夜になってしまった日、あぴちゃんは今にも泣き出しそうな顔で窓からこちらを見ていた。
ちょっと遅くなってごめんね~おじさんの買い物が長引いたのよ・・・
うち2人とも死んだんじゃないかって不安で、3時間くらい勉強に手がつかなかった・・・ え~そんな不安だったの!?
まず、さいしょに不安すぎてカワちゃんをソファで抱きしめたの
そのあと、想像したの。ママとパパが死んだあとうちが出るインタビュー番組で何を言うか・・・
後ろを向いて彼女らが戻ってくるならね、後ろを向きますよ。でも後ろを向いたって戻ってはきませんから
前を向くしかありませんよ。
そのあとうちは、カワちゃんを飛行機の貨物置き場にのせるわけにはいかないから、引き出しの40万円とテントと寝袋をもってじいじの家まで旅にでるの。
え!?ぜったいやめて!!!500キロだよ!?じいじに電話してよ。車で迎えにくるくらいならできるとおもうから・・・
そうか・・・車という手があったか・・・。でもたのしそうだから歩いて旅したいんだよ・・・ せめて歩きの旅は横浜までにしてそこからフェリーにのってよ・・・
そしてうちはじいじのうちにくらして「犬と女の生活」っていうユーチューブチャンネルを開設するの。
は~不安だった・・・想像が楽しかったけど。よかったわ~生きてて 孤児になる準備は万端のあぴちゃんであった。

子どものためにしよう、前期終活。

今回予定より2時間くらい遅れて帰宅し、あぴちゃんにたいへんな心配をさせたことにより、ちょっとハッとしてしまいました。

われわれは、ずいぶん長いこと車を持っていなかったので、夫とふたりで出かけるのはせいぜい自転車で買い物にいったり、歩いて公園に散歩に行ったりする程度でした。

こういうささやかな外出で「二人同時に即死」なんてことは、考えづらいことです。

しかし、車で自宅から遠い場所に二人だけで行くとなると、話は変わってきます。

あぴちゃんの不安は子どもらしく大げさで過剰ではあるわけですが、そういう不測の事態がぜったいに起こりえないかというと、そうは言えません。

実家がずいぶん遠方にある核家族のわれわれですから、夫と私がふたり同時に即死したら、あぴちゃんはずいぶん困った状況に陥ります。

付き合いのある近所の方々も、たいてい後期高齢者ばかりであるので、少し心もとないというのもあります。

そういう意味で、不測の事態を想定して準備しておくべきことがあるなと気づかされ、ちょっとした準備をしたお正月でありました。

といってもたいへん些細で手間のかからない準備ではありますが、なにをやったかというのを書き残しておきます。

電話帳に祖父母の電話番号を登録

子どものスマホの電話帳に、親以外の、不測の事態においてあぴちゃんを助けてくれるような大人の電話番号を登録しました。祖父母にはとりあえず状況をいちばんに知らせる必要があるのと、あと、わたしの友人の電話番号を登録しました。

証券会社の情報をメモに残しておく

両親の銀行口座がどこにあるか、というのは、なんとか祖父母の力でたどりつけそうです。そして我が家については銀行にはいざとなったらもうなくなってしまってもいいような少額しか入っていません。

ただ、ひと世代上の田舎の人たちは、資産が証券会社にあるという発想がないのではないかと思い、わたしと夫が口座を持っているいくつかの証券会社の名前をメモし、「ママとパパが死んだという手続きをする。」と書いておきました。

(資産を家などの不動産の形で持っている方は、ここは、団信の手続きなどになるのかもしれない。)

加入している各種共済の名前をメモに残しておく

個人事業主は特にかと思うのですが、都道府県民共済、経営セーフティ共済や小規模事業向け共済に加入している方は、これらの情報に、親世代が自力でたどりつけることはなおさら考えづらいため、この情報を子どものためにメモしておいたら、残された子どもは周囲の大人をたよりに自分で解約手続きを進めることができると思います。

税理士の連絡先をメモに残しておく

わたしについては、会計でお世話になってる税理士さんの連絡先をあぴちゃんに残し、必要とあらばあぴちゃんの確定申告などの税務処理を頼むように、メモしておきました。

実際問題、上記の各種以上に、やらなければならないことは無数にあり、枚挙にいとまがありませんが、わたしはとにかく「残されたメモが簡潔でわかりやすく、とっかかりやすい」ということを重視しました。

たくさんの宿題があるとなにも手につかない、ということも考えられます。

無責任ではあるかもしれませんが、さまざまな大人が確実にあぴちゃんに手をさしのべてくれるはずなので、わたしは無責任にも、このあたりで満足して、メモの編集を終えました。

贈与経済を主体的に選択する。子どもが生きのびるために。

というか罰当たりなことを言いますと、むしろこういうのはあえて中途半端に仕上げ、他者の力をあてにするくらいが、よっぽど正しいのです。なぜかというと

ママとパパ、いつしんでも大丈夫な子ども。
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