ののしることは「甘え」から
「何やってるの!」
「もう!バカじゃないの!」
「ほんとあんたって○○なんだから…」
とかなんとか、親しい誰かをののしることも、長い人生ののぼりくだりにおいてはきっとあるでしょうけれど、少なくとも職場の仲間や友達にそういうののしり言葉を日常的に投げる人はいないことでしょう。
それは、不適切で失礼だからですよね。お互いにたいして最低限のリスペクトをしめさないと、人間関係は本当にちょっとしたことでこじれてしまう。それがときに永遠に修復困難となってしまうこともある。
そういういろいろを経験してきたからこそ、職場の仲間や友人にはそういう言葉遣いをしない人が多いんじゃないでしょうか。
じゃあなんで親しい人には強く出れるのかというと、たとえ関係性がこじれてしまっても、相手は自分から簡単には逃げ出すことはできないからなんじゃないでしょうか。それをVoicyでは「関係性への甘え」と言う言葉で表現しています。
目指すべきは、お互いが自立し合っている状態
夫婦関係でも親子関係でも、お互いに精神的に自立しあえているとき、つまり、お互いとの間にいつも30センチだけ距離があり、そのあいだを心地よい風が吹き抜けているとき、もっとも気持ちがよく、よい会話ができます。そして相手との間によい気が巡る感じもします。
どちらかが関係性にべったりと甘えているとだんだんとその良いバランスが損なわれていきます。
いいところを狙って調整しながら、生きていきたいです。
「関係性への甘え」について、我が家が陥っていた状況と、それを変えようとする努力の実践記をお話ししたのが今日のVoicyです。
こんなのは、これを心がければOKとか、これをしなければセーフとか、大衆の好む軽い法則で実現できるものでもなく、言語化できない類の「祈りの実践」というのに近いと思います。
そういう空気感を再現するのに、Voicyというのは、たいへん有用であり、今日もぽやぽやぽやーっと話しております。
最近はVoicyがぽやぽやぽやーっとなってきておりまして、なにも断定せず、なにも断言してないです。聞いてなんとなく、空気だけ食べてください。と思っております。じわじわと効いてくるよう調理しております。こちらからどうぞ→関係性への甘え。それに寄りかからない育児を目指す。