なんだか嫌な出来事や、何をやってもうまくいかない時期というのが人生にはありますね。
そういう出来事とか時期というのは避けられないものだし、避けるべきでもないと思います。
だけど、そこから生じる苦しみというのはできるだけ最小限にしていきたいものですよね。心をコントロールする力によって。
誰かから言われたたった一言を、死ぬまで引きずって苦しむ方もいるようですが、それは心や状況のコントロール力不足が招いている状態だとわたしは考えています。
上記のような状態を避けるために何ができるかなぁなんてことをいつもわたしは考えています。苦しみには毎日出会うので、ぜんぜん他人事ではないからです。
最近のわたしがこれに関して主張しているのは、こんなことです。
「まず最初に感情があり、そこに人は理由付けをおこなう。そして、その理由付けによって、人は苦しむ。だから理由付けに失敗しないこと。」
この主張を最もわかりやすく説明できたと思っているのが、こちらの漫画。
なんとなく、生きづらい。 孤独感がある。 まわりの人ばかり輝いて見える。 多くの人が陥ったことのあるはずのこれらの感覚ですが、このような気持ちに陥っている状態を仮に「幸せではない状態」と定義してみます。 人間の脳は常に暴走しておりますから、[…]
こちらは、ものすごくたくさんの反響をいただいた漫画で、あぴママの代表作のひとつです。
今日の漫画は、その理由付けの失敗例について書きました。より深く言い換えると、他者の価値観を元に反応しない、自分の価値観というのを掘り起こすために努力するということについて描きました。
今苦しんでいるあなたに、「その原因はあなたの価値観ですか?」と、問いかけます。たぶん、ちがいます。「誰かの価値観」であるはずです。
自分に主権を戻していこう。こういうことを漫画で丁寧に掘り下げました。