久しぶりの、育児の後悔│あぴママびより
久しぶりの育児の後悔

久しぶりの、育児の後悔

観光地のとある工芸品のお店をのぞいていたときのこと
ママ、うちが買ってあげるよ、待ってな。
ダメダメ、何言ってるの。そんな高いものママになんか買わないでいいのよ。
でもママはうちを旅行に連れてきてくれたし、ママに買ってあげたいんだよ。
いいのよ。自分で買うから。あぴちゃんは自分の欲しいものを買いなさい。と、とっさに断ってしまったのだけれど
あとから思い返すとどうもあのときはあぴちゃんの好意に甘えるべきだったんじゃないかという気持ちになるのだ。
ママに買ってあげたいなというあぴちゃんの気持ちは尊いものだしそれが実現できたらあぴちゃんも嬉しかったろう。
ママが喜んでコップを使っている様子を見ればあぴちゃんも自分が買ってあげたという嬉しい気持ちを何度も反芻できたかもしれない。
でも子どもにとっての五千円という額の大きさを思うと。コップを見るたびにあのときを思ってもんもんとする。たぶん私は後悔している。同じ状況であなたならどうしますか?

最近は、思い返して「やっぱりああするべきだったな」と後悔することは滅多になかったのですが、今回ばかりは後悔しています。

買ってもらうべきだったなぁ、と。

漫画には描ききれなかったのですが、あぴちゃんは「うちが買う!」という前にけっこう時間をかかけてなにかを考えている様子だったのです。今思い返すと、財布の中身と自分の気持ちを天秤にかけて熟慮していたのだと思います。

熟慮の末の「うちが買ってあげる!」なら、その決断を尊重するべきだったな、と思ったのです。コップは気に入って毎日のように使っていますから、わたしがそれを使うたびにあぴちゃんは満足したでしょう。

人になにかを贈ること、という行為の大切な原体験になったかもしれません。

わたしは基本的に欲しいものがあまりないのです。だからそんな私の娘としては、珍しく私がなにかを欲しがったというところでレアなチャンスだったはずなのです。ごめんね、あぴちゃん。

次にこういう機会がもしあったなら、臆せず買ってもらいたいなと思っています。

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