前回のあぴママの本音記事、他人を責めずに自分を好きになる思考法には今まででいちばんの反響をいただきました。
あの思考法は、社会生活を営む限り、だれもが毎日つかえるものです。現に私も毎日使っています。そして使い続けることでいろんな気付きを得られ、自分だけの境地にたどりつく基礎になってくれるものだと考えています。
ですので、反響をいただいたことで、それが自分だけの思い込みでなく本当に価値ある考え方だったかもしれないと感じることができ、大きな勇気を得ました。(コメントくださったみなさん、ありがとうございました。)
ということで、今回も少し前回の記事に寄せたものを描きます。
今日のテーマは、「今日から徹底的に、自分のために生きていこう」という提案です。他者のためではなく、自分のために生きていくということです。
私たちは道徳の授業で「他者を思いやり生活することの重要性」を学びました。他人にとって善い人間であるべき理由を学びました。親や社会からもそう教えられました。ときには他者に寛容になれなかった自分に罪悪感を抱えてしまう日もあるし、自分の振る舞いを振り返って「あれでよかったのだろうか」、「自分は他者のためになれていたのだろうか」と悶々と考えてしまうこともあります。
「他者のために」を考えることは素晴らしいことです。しかし、「他者のために」の思考モデルは持続可能ではありません。必ず壁にぶつかります。(壁にぶつかったことに気づけばまだよいのですが、ぶつかっていることに気づかず頭が固定されたまま足だけ動かして歩いている状態の人も多い、けっこう危険な思考モデルだと思います。)
だからこそ、あぴママはちょっと違うことを言ってみます。「今日からは徹底的に自分のために生きていく」ということです。パートナーのためではなく、子どものためでもありません。友人のためでもないし、隣人のためでもありません。すべて自分のためです。それが意外にも結果的には他者のためになり、自分自身も楽に生きられるようになると考えているからです。
なぜ私たちは、自分のために生きていくべきなのか。いつもお話している自責思考ともつながるアイデアの詳細です。今回は特別に、カラーで「秘書ポポ子!」の漫画も詩も描きました。きっと理解の助けになると思います。どうぞお楽しみください。