まあ、まさか本気で「個別事情を見ずに結果だけ見て怒るのが親の仕事」と思っているわけではありませんが、このようにわたしはなんとでもあぴちゃんに言いまくります。
しかし本気で思っているわけではなくとも、ある一面だけでいうと、「個別事情を見ずに結果だけ見て怒る」、これが親の仕事であるとされても一応納得することもできます。
なぜなら、実社会では往々にして、結果だけを見られて評価や決めつけが行われることが多いからです。
「実社会での様相を親が再現してやるべきだ」、こういう意見も私のもとにはよく届きます。たとえば、下記の漫画には、かつてこういうコメントが届きました。
こちらが相手に起こしてほしい行動を相手に「おこなう」と宣言させるような質問を設計すること。 仕事ももちろんそうですが、これができると育児の場合でも有効にはたらくことが多いです。[…]
特性を考慮し、快適に行動を誘導してもらうことが当たり前になると、だんだんそうしてくれない人に対して敵意を持ったりそうしないアイツが悪いと言い出す大人に成長しますから、気を付けて。
なかなかおもしろい意見ですよね。この意見に一定の説得力があると感じる方もいらっしゃるでしょう。
私の意見はどうかというと、子どもがすでに多様な人と多様な触れ合いをもって生きている状態であるなら、親は必ずしも実社会での様相を再現してやらなくてもよいのではないか。こういうところです。
みなさんの意見はどうでしょうか?