【育児相談】わたしは親失格ですか?│あぴママびより
料理もダメ。片付けもダメ。わたしは親失格ですか。
料理もダメ。片付けもダメ。わたしは親失格ですか。
この質問はどう答えてもいけない類の質問だと思う。
たとえわたしがここで失格じゃないよ!と言ったって誰かがあとから失格といえば、彼女は落ち込むだろう。
だからこそもっとも有効なのは彼女が自分の力で答えを見つけることだとおもう。自分で見つけた答えは他人の言葉によって簡単に上書きされない。
わたしはこの件にかんして、自分の考えは言わないが、この発想のまずさについては取り上げたい。
言葉の対象が自分だからいいと思っているのかもしれないが
友達が同じ問題を抱えていたら、親失格だと思うのだろうか。
この一元的な発想はこの世界をより住みにくくするあぶない発想だなと思う。
ぜひ自分の力で、自分にも他人にも優しい考え方を見つけてほしい。そしてその優しい考え方こそ、私たちが次の世界に引き継いでいくべきものだとおもう

おそらく相談者は、生活する中でぱっと目についた権威っぽいものに手軽に聞いてみることで、お手軽に承認を得たかったものだと思います。したがって、相談者からわたしに期待されている答えは、「料理ができなくても、片付けができなくても、あなたは親失格なんかじゃない!」というお手軽なエンパワーメントだったのだと考えられます。(質問のノリも非常に軽いものでした。)

まぁしかし、「あ、自己の基盤が少し揺らいでしまったからお手軽に権威っぽいものから承認を得よう!」というサイクルは、彼女にとってけっして持続可能なものではないのです。この場合、承認の供給元は他者となっており、他者はいつも制御不能なものだからです。

ですから、彼女のことをいちばん思いやった答えというのは、むしろ答えないことだと考え、このような回答としました。

自分の答えはどのように得たらよいのでしょうか?という質問が想定されますが、これはけっして簡単に手に入れるものではないはずです。わたしも、この問題の正解はわかりません。しかし、まがりなりにも自分が今まで自分だけの言葉を編むために何をやってきたか、の片鱗となる軌跡を漫画にしました。こちらは会員様限定漫画となっております。会員様、どうぞご覧ください。

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