【あぴママの本音】ギリギリの不真面目をやる。そうやって生きのびる。│あぴママびより
ギリギリポイントで不真面目をやる。そうやって生き延びる。

【あぴママの本音】ギリギリの不真面目をやる。そうやって生きのびる。

ギリギリポイントで不真面目をやることを提案してみたい。そうやって生きのびようよ、と言ってみたい。

この社会特有の苦しみというものがあると思う。社会と、そこに生きる個人はけっして切り離せないから、当然のことではある。

「こうでなければならない」、「こうあらねばならない」、人々の中に共有されているこの見えない観念が、われわれをひとつにまとめ上げている。だからこそ、日本はきれいに整えられている、犯罪のすくない、住みよい国。

しかし、良い方向にも作用するこの観念は、ときに個人を苦しめる。

我慢している個人、我慢を続けてきた個人の心に闇をあたえ、それはひがみに形を変える。お互いの足を引っ張るための、よい言い訳にもなってくれる、この観念。

「出る杭は打たれる」という有名な言葉。この意味を知らぬものはいない。たとえこのことわざを知らなくとも、みんなその意味、腹落ちしてる。毎日のように、腹落ちしてる。

出ないように、出ないように。注意を払って生きてきた。

しかしあなたの人生、その生き方で満足ですか?やりたいことが思う存分やれましたか?

その生き方を、子どもに継承したいですか。

わたしは子どもに、真面目を教えないことにしました。言葉で伝えたことはないけれど、娘に伝えているメッセージの概要としては、「抜け穴を探そう。真面目にやらなくていい。リラックスできる穴ぐらを探そう。ほんとうはみんな、お互いを許したがっているのだから。」こんな感じです。

漫画のタイトルは、「ギリギリの不真面目をやる。そうやって生きのびる」です。

「まっとうに人並みに生きるコツ」、それを教えるのも結構です。しかし、人並みに生きるコツというのは、人並みに生きられない人を蹴落とす思想の裏返しではないですか?

わたしは娘に、「自分にも他者にも優しいあり方で生きること」、この姿勢を教えていきたい。その姿勢が、娘を、そして娘が関わることになるたくさんの人々の助けになると思っているから。

今日はそんな漫画です。

宿題は毎日提出。部活は毎日参加。成績は三十番以内。校則は守る。そりゃあすべてを真面目にやってくれたら親は助かるんよ。
でも私、ぜんぶちゃんと真面目にやんなって自分の口からは絶対に言えない。
全部真面目にやるのが当たり前のノリで生きていると、どうなるか知っているからよ。いかに人生が柔軟でなくなっていくか。それはまるで年を重ねるにつれ、去る年月とともに狭くなっていく部屋にいるかのようだ。
そのノリはまず、個人の思考から柔軟性を奪う。そのノリに慣れ切った本人がそのノリをストレスとも思わぬうちに、ストレスになって思考を侵す。
真面目にやってないように見える人にイラつくのはそれが理由よ。私は我慢してやってるのに、どうしてあの人は。
小学一年生の娘が、義理の妹が好きで、お母さんよりそっちのほうがいいといってショック。
これは本質的には愛する娘にいちばんと言ってもらえなかった悲しみ。なのになぜその本質に勝手に、好き勝手やってる人へのヘイトをくっつけるのか。
あの真面目ノリがいけないんだよね。あのノリによって会得してしまった思考はそのあとも一生ものの苦しみになるわけよ。だから子どもにはこう教えないといけない。

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ギリギリポイントで不真面目をやる。そうやって生き延びる。
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