「なんでくだらないルールに従わないといけないの?」
「なんで先生がこうと言ったら、そのとおりにしないといけないの?」
我が子は、そういう小さなことにいちいち立ち止まって不平を感じる人でしたから、わたしはいつも感心しておりました。
自分の心にはずいぶん幼い頃から、「ルールはルール!したがって当然のもの!」というような、安易な方程式が染みついており、誰かから有無を言わさず課されるルールに疑問をもったり不平を感じたりする余地もなかったからです。
私の実家は、家庭に流れる空気が母親による君主制そのものであったし、前提を疑う姿勢そのものが母親からの攻撃対象だったのもあり、わたしはたいへん素直で従属的な人間に人間に育ちました。
だから、わたしのような人間からは我が子のような子どもはときに面倒くさくもあり、ときに感心の対象でもありました。
「なんでくだらない理不尽なルールを守らないといけないの?」
「ルールの理不尽さに気づかずに、それを振りかざす人の頭の中はどうなってるの?」
「ルールの理不尽さに思いも至らず、無思考でそれを受け入れる人の心はどんな状態なの?」
その質問にはいろんな観点で説明できますし、それまでしてきました。今回の観点は、「共同幻想」というのを土台にしたものです。
先日のあぴちゃんとの会話をそのまま漫画にした形です。
共同幻想。愛着障害。帰属欲求の暴走。いろんな言葉で説明しております。小学生にはまだ早いでしょうが、複雑な言葉や概念を理解するようになった中学生以降の子どもなら、きっとおもしろく聞いてくれるかもしれません。
こんな頭にアイデアを入れておけば、少々理不尽なことを言われたとしても、心の中で「ニヤリ」と余裕をもって笑うことができるなんてこともあるかもしれません。


