【あぴママの本音】すこしずつ、殻を脱いで生きる。│あぴママびより
同時に存在する世界

【あぴママの本音】すこしずつ、殻を脱いで生きる。

すこしずつ、すこしずつ、殻を脱いで生きよう。

何十年とかけて、厚く着込んだ殻だから、一度じゃ脱ぎきれないものだけど、脱いだほうが心地よさそうだと気づいたら、必ず脱いでいけるものだから。

軽くなったら、気づくから。

幼いころに、すでに知っていたいろんなこと。簡単に触れられるように、またなるみたいだから。

あれは菖蒲の葉だったのか、水辺のイス、娘と犬とですいこまれた
空は真っ青。菖蒲の葉はゆれ、じりじりとして夕の日は私の足と手と腹を焼きつらぬく全てをいっしょくたにしてしまう熱のつよい力だ。
もしかしたらこれははしたないことかもしれない。くつしたもくつも、ブラジャーも、日焼け止めクリームも化粧もせず下着もかくさず日にあたっている。だけどもう、色々なものをわたしはすててしまった。もうなにも分からなくなってしまった。ここまでくるのはとても長かった。
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