すべてを覚えているわけでもないのですが、今思い返すとあのとき首をかしげたあぴちゃんの行動、悩まされた癖、愛しい仕草、すべてに一本の筋が通るかんじです。だいたいこういうことが原因だったのだろうな。と。
目の前の赤ん坊が機嫌の悪い原因がわからないこと、それ自体が育児ストレスの大きな要因でしたから、もし今であったら、もう一回あぴちゃんを育てられるのであれば、あのときよりもっとうまく自分のストレスと向き合えたことでしょう。
いまでももちろんあぴちゃんのすべてを知っているわけではないし、彼女の社会生活に関してはノータッチですから彼女はわたしの知らない世界をすでに生きているものと思いますが、すくなくとも機嫌の悪さや虫のいどころの悪さの原因はすぐに思いつくのです。思いつくと、ストレスというより「かわいい」んですよね。
10年いっしょにいれて、あぴちゃんのことを知れてほんとうによかったです!