わたしは人間関係においても、社会生活においても、束縛を毛嫌いするようなところがあり、いつも自由を追求して生きてきました。
「もっと自分の好きなように生きたい。」「やりたくないことは死んでもやりたくない。」こういうパッションは、いつも人並み以上にもっていて、とても厄介で生きにくい性格でした。しかし、いわゆる我慢強さや忍耐も人並み以上にあるというアンビバレントな傾向がありました。だから、多大なストレスを感じつつ、学校生活や社会生活をとてもうまくやり過ごすということができました。
今は社会生活を半分降りて、自分の好きなときに働いたり、家族以外の人と会わずに数か月過ごしたり、おそらくサラリーマンの人たちが見ると羨ましいと思われるような生活ができているのかもしれません。
ただ、実際のところ、主観的にはそういう生活はどうなのかというところを申し上げると、ぜんぜん自由ではないです。
好きなときに働くといったって、やはり限度はあるし、企業経営もうまくやろうとすると、法律自体が、人間の執着を非常に巧妙に刺激する仕組みになっており、日々苦しいです。
そして最近知ったのは、精神的な自由は、かかわってくれる人たちが、ふつうの優しい常識的な人たちである限りにしか得られないものであるということです。
ここまでがんばって忙しい世俗から離れよう離れようと努力したのに、私はまだこんなところにいるのかと、びっくりします。もちろん、5年前からすると、当時からは想像もつかないくらい自由な場所にきたけれど、それでも理想からは程遠いんです。
簡単じゃないです。社会はなかなか個人を自立させてくれません。わたしもまだ途中です。
でも、今までのわたしの経験や、そこから洞察した社会の構造、自由をめざす個人の在り方を話すことで、生き方を少しずつ変えていきたい方の力にはなると思います。
今回のVoicy3部作は、そんな内容です。特に、理解されがたい道を現在進行形で歩んでいる人、そしてそういう道を選ぶのに背中を押してほしい人、そういう人にとっては背中をぐんと押される内容だと思います。
うにゃさんが、3部作最終話のおすすめをかいてくださったので、下にのせときます。画像クリックで飛べます。
3部作と言っておりますが、ぜんぶ一話完結で楽しめますから、興味のあるチャプターだけ聞かれると良いと思います。
(インスタではうにゃさんが、わたしとは違う視点でとても上手にVoicyを毎回紹介してくれます。いつも見ているわけではありませんが、たまに見ると大変お上手なので、今回はうにゃ絵を転載しました。皆さん、あぴママのInstagramもよろしくお願いしますね。)