準備なし、予約なし。気ままに万博たのしむ方法│あぴママびより

準備なし、予約なし。気ままに万博たのしむ方法

数か月前に、家族で万博に行ってまいりまして、そのときのことを漫画にしました。

会期がもう少しで終了ということで、参加しようかとギリギリで考え始めた知り合いたちから、「万博どうだった?」と聞かれることがちょくちょくありまして、いちいち説明するのが面倒くさくなったから、漫画で読んでもらおうと思った感じです。

自分が、ああいう流行りもののお祭りには参加することはないかなとは思っていたのですが、ちょくちょく遊びにいかせていただいているブログで、ブログ主さんが万博について言及していて、なぜか行かなければならない焦燥感を得てしまったのです。

というところで、準備無し、予約無しでも、割と楽しめた、わたしたちの万博体験について、漫画をどうぞ。

万博にはまったく興味がなかったのだけど、大好きなブロガーさんが、40年前に万博に行ったという思い出話をブログに書いてくれてて、あ・・・これは私もいかなきゃって急に思ってしまった。 「dr.fridge's blog老生常談」ってブログ。
公式のガイドブックは三千円もしたから買わず、千円台で買える、ぴあのガイドを買ってみたけど、たぶん編集者さんとの興味範囲が違いすぎて、なんだか全然興味を惹かれず、そうそうに読むのをやめてしまった。
下調べを綿密にしたり、いろんなパビリオンの予約を取らないと楽しくないんだと風の噂で聞いてはいたけど、下調べ自体がストレスになる性分だし、そもそも少ないものをみんなで取り合う椅子取りゲームみたいな感じが往々にして苦手だというのもあり、なんと当日まで予約も準備もせず・・・ やった方がいいんだろうけどなんかいやなの・・・
下調べも予約もなしで参入した万博!当日はさすが、すごく並んでて、入場まで1時間も並んだ。だけど、その1時間不動というわけでもなく、少しずつ列が進んでいくし、並んでるみんなが万博にワクワクしてるから、雰囲気が良くて、嫌にならず。
偶然なんだけど、最初に入ったパビリオンが良かったんだなぁ。ベトナムパビリオンで食べたバインミーとベトナムコーヒーが数ヶ月前に源氏で食べたものとまったく同じ味!「ハノイでたべたのと同じ味!!」「これはパンまでベトナムからもってきてるね」 「万博は本物なんだ!」って我々はそのときに思った。 たべものはどこのパビリオンも本格的だったと思う。夫とあぴちゃんはセルビア推し。セルビアのなにか
その次は、カタールのパビリオン。あぴちゃんの大好きな青い海の上に浮かぶ、近代都市。綺麗な写真をたくさん見た。 こんな国あるんだ・・・うち行ってみたい。
我々がいちばん楽しんだのは、中国のパビリオン。何千年も前に制定された森林環境保護法のような法律が記された当時の銅板をみた。その内容が面白かった。何千年も前から、森林減少への危機感って切実にあったんだな、と思った。
中国パビリオンのテーマのひとつが「天人合一」だったと思う。自分たちが見て回ったサウジアラビアとかアラブ首長国連邦とかも、だいたい地球環境をこれ以上破壊せずにいかに共存していくかみたいなのを一つのテーマとしてたのも、なんか面白かった。それを掲げると、予算つきやすいのかな、って思ったり。 Harmony between Humanity and Nature
中国パビリオンのVR体験が楽しそうだったあぴちゃん。申し訳程度の最新技術っぽい展示がどこのパビリオンにもちょっとだけ置いてあって少しジワる。
コレクター気質のあぴちゃんは、各国のパビリオンのハンコを持参したノートに押していくのをいちばん楽しんでた。結局はこういうアナログ感満載なのに回帰する。10個、ハンコ押せたね! こういうノート1冊もっていくといいかも。
花より団子な大人たちが、子供に怒られるのが、我々のハイライトだった。 つぎはアフリカのフードコートいこう。いこういこう。 うちは、いろんな国をみて回りたいの!!食べ物ばっかり食べてたら時間なくなるでしょ!! 社会の勉強とかでいろんな国の背景を習い始めた子供には万博はすごく面白かったみたいだ。逆にいうと、小学生時代のあぴちゃんは今ほど万博は楽しめなかっただろうなとは思った。
準備なしでも充分楽しかった万博である。そもそも公園みたいな空間自体、わたし大好きなんだよね。みんながなんとなくこの空間自体を楽しもうとしているあの空気感が。万博もそんな感じだったよー。みんなが、この場所を楽しもうとしてるキラキラした空間だよね。
あの大屋根リング下に椅子がたくさん置いてあるのは正解だね。随分歩くからあれがなかったら、足が棒になってた。キャプションには、持って行って助かったものいっぱい書いておくね!万博、楽しんできてー!!

漫画に描いたわたしの好きなブログは、こちらです。drfridge’s blog 老生常談

このブログは、気軽に読めるのに、ちょっと勉強になりすぎるんです。

あらゆる意味で、自分たちの生きる時代、自分たちそれぞれの人生、俯瞰的にものごとを見るための勉強になりすぎる、そんなブログ。

ここからは万博で、たいへん役に立った持ち物について少し説明していきたいと思います。

万博にいくのに役立ったものたち

①つじさんの地図

旧Twitterに生息している「つじ」さんという方が無料配布している地図です。

これは、マストアイテムでした。これさえあれば、予約しないでも楽しめるパビリオンとその場所が視覚的に確認できます。

「つじさん 万博 地図」みたいな感じで検索すると、つじさんのアカウントが出てきまして、つじさんの作った地図をセブンのネットプリントで印刷することができます。

私たちは、新大阪駅のセブンイレブンで直前に印刷しました。

②水を入れて凍らせたペットボトル3本

夫が保冷バッグに入れて持ってきてくれました凍らせたペットボトル3本が優秀過ぎました。

やはり会場はずいぶん暑いので、タオルに包んでペットボトルを首にあてたりすると、ずいぶん過ごしやすくなります。

氷がとけてきたら、冷水をそのまま飲んでもいいし、水分を飲んで氷だけになってしまったら、万博会場で買った水をそのペットボトルに入れたら冷たい水になります。(万博会場で買う水は自販機のものでも、回転が速すぎて冷えていないことも多いのです。)

そんなふうに最後まで氷を活用することで、暑さを比較的マシな形でやり過ごすことができたと考えています。

③少なくとも日傘

日傘は要ります。だいたいずっと炎天下ですから、あるのとないのとでは大違いでしょう。われわれは、帽子もかぶっていました。

④おやつたくさん

リュックに気軽に食べられるコンビニおやつを割と多めに入れておくとよいです。というのも万博のパビリオンで食べられるものはたいへん美味しくおもしろいものではあるのですが、手に入れられるまで長蛇の列ということも結構多く、お腹がすいたから今食べようという感じで即時に口にできるものでもありません。

我が家の中学三年生は、いまだにお腹が空くと機嫌が悪くなりますから、多めのコンビニおやつは必須だった感じがしてます。

われわれに関しては、上記4つで戦えた感じ。

ただ、折り畳みの椅子をもし持っていたら、大活用してただろうなとは思います。どこにいくのにも割と並んだり待ったりするので、椅子があると、足を休められます。

我々は、折り畳みの椅子をそもそも家にも持っていなかったので、持っていく選択肢はありませんでしたが、持ってるなら持っていったら?と友人たちには言っています。

おわりに

万博。運営側の不手際や設計の問題などをニュースなどで拝見することはありますが、わたしはよくやってるんじゃないかな~~~と思いました。

そもそもこんなに国土の狭い国で、人口密度も抜群に高い中で、よく工夫したな~~~と感心しながら観ていました。

立地とかも本当によく考えられているなぁと思ったし、パビリオンの配置もおもしろいなぁと思って観ていました。

なにより、子どもの目が終始キラキラしていたことがいちばんの答えでしょう。

我々は、「もう一度行きたいね」なんて話しています。大阪に住んでる方々が羨ましいくらいです。

これから行きたいと思われてる皆さん、どうか楽しんで!

今日のところは以上です。

(追記)

わたしが行ったのは、6月の中でも入場者数過去最高だった日でした。

現在は期間最後に近くなり、さらに多い場合もあるかもしれません。

いずれにせよ大事なのは、「元をとるためにも頑張って見なきゃ!」というガッツではなく、「端っこでもいいから味わおうか、お祭り気分。」みたいなお気楽な気持ちなのかもしれません。

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