「母を生きのびる本」読者のレビュー│あぴママびより
「母を生きのびる本」の感想

「母を生きのびる本」読者のレビュー

8/18に発売されました「母を生きのびる本」、すでにたくさんのご感想を読者様がたより頂いております。

今日の投稿では、それを一部紹介したいと思いました。

まず最初に、「母を生きのびる本」をまったく読んだことのない皆さんに本の概要を説明したいと思います。

「母を生きのびる本」の内容

毒親が悪いわけじゃない。

この本の著者「あぴママ」は、いわゆる毒親に育てられました。

精神的に不安定な母、まわりの人の気持ちよりも、自分の気持ちが終始いちばん大事だった母に、身体的暴力を受けながら育ったという形です。

でもあぴママの母が悪いわけじゃないんです。母を追い詰めたのは、人間社会であり、生育環境でもあったという理解です。

しかしいくら悪者がいないからって、身体的暴力を日常的に受けながら育った子どもはたいへんです。

まずそういう子どもは、「子どもに暴力を振るわずに育てる」ということのやり方が分からないからです。(これは、本当に文字通りわからないんです。経験者にしかこの感覚は分からないとおもうのだけど。)

自分で「自分のやり方」を作っていくことができる本

この本は、そんな「ふつうのことがわからないあぴママ」が手探りしながら、一人娘「あぴちゃん」を育てた記録です。

全編、漫画で日々のことを記録しており、その日々の記録に、一般的に親子がぶちあたるさまざまな問題や課題への対処法が含まれています。

対処法って言ったって、あぴママがどういうふうに考えて、どういうふうにそんな課題を乗り越えたのかという記録に過ぎないわけですが、読者はあたかもお友達の毎日のイラスト日記を読みながら「ほお、そういう考え方もあるし、こういう対処法もあるんだなぁ!」と思いながら楽しんでページをたぐれる、そんな本となっています。

活字に疲れた人には、漫画で読めるところを、特に気に入ってもらえています。

目次の抜粋

目次からいくつか漫画のテーマを抜粋してみます。

「愚痴っぽい子どもの認知を再構成する方法」

「失敗は怒らない」

「褒めて育てない」

「いくら怒っても子どもに嫌われない方法」

「脱Youtube漬け。創造的な遊びをする子に導く方法」

こういう漫画を、どーんと90編、お読みいただける本です。

読者からの感想

一人目

住民

あぴママさん、こんにちは。
このLINEの返信を読んでいらっしゃるかわかりませんが、母を生きのびる本が届いたので、さっそく開いています。実は手元に既に2冊あります。
友人の中学1年生の娘さんが、学校に行くのがしんどいそうで、その子に1冊をプレゼントしようと思っています。先程本を開いてみて、まだ、目次しか見てなかったのに、もう、きっと、その子が元気になると、確信しました。買う前以上に、それを感じました。
わたしもこの本、高校生の時に読みたかったなぁ。

構成が、めちゃくちゃいいです。目次の前の、あのメモ。何度でもあのメモに、わたしたち母は帰ってきます。

ずいぶん前から知ってるはずなのに、何度見ても、新しいんです。大切なことは、いつもすぐ忘れてしまうんですね。目次より前に、このメモに帰ってこれることが、とてもいいです!

あぴママさんの本、初めて読むのに、全部知ってるんです、でも全部新しいんです。とても、不思議な感覚です。

母を生きのびる本は、わたしのビタミンです。栄養素です。あぴママさん、何度でも立ち上がる、何度でも今日からやり直せる、何でも今日から始められる、そんな力を与える、言葉を、知恵をたくさん授けてくださり、ありがとうございます。

ページをめくるたびに、なんだかジーンとしてしまって泣けてくるんですが、そして心が温まるのを感じます。この本は、わたしの大切な人たちのために、少なくともあと3冊くらいは買ってしまうかもしれません。笑

あぴママさん、あぴちゃん、ありがとうございます!

二人目

住民
あぴママさんの本、読み終わりました。

ブログも Voicy も会員ですが、本 で読むのって何だか良いですね。その 時々の悩みやもやもやに合わせて、目次を見て読み返す未来の自分が想像できます。

夫にも紹介し、くすっと笑いながら読み進めているようです。3歳の娘を共に育てる夫に、あぴママさんの考え方を伝えて共に語り合いたいの に、私の拙い説明のせいで今までそれが叶いませんでした。

本のおかげで、これから語り合えそうです。本を予約したのも、エッセイを書籍で買ったのも、人生で初めてでした。私にとっては、心が軽くなるお守りみたいな本です。

大事にします、本当にありがとうございます。

 三人目

住民
初版のみついてる付属の小冊子、子育てのお守りにしたいです。
あれ読むだけで漠然とした育児の不安が、あーなんか大丈夫なのかもと思えた。

 四人目

住民

初めまして。投稿へのアクションをありがとうございます。コメントをいただけて舞い上がりながら返信していますので、少しおかしな文章になってしまうかもしれませんが、ご了承ください。

本を読みながら「そういう解釈もあるのか」と学ばせていただいています。時には「この気持ちはダメなものじゃないんだ」と心が救われることもあります。

私の母は、私の子どもが生まれて1ヶ月後に亡くなりました。母は中都会で育ち、私が2歳の頃に父の地元へ移りました。慣れない土地で言葉も分からず過ごすうちに心を病んでしまったそうです。その中で私を育ててくれました。娘の私には想像できないほどの苦しさがあり、そこから嫉妬や羨ましさが生まれていたのかもしれません。

恥ずかしながら、母を「一人の人間(他人)」として理解できたのは、母の四十九日を過ぎた頃でした。

長く一緒にいるからこそ、「自分の取説、子どもに渡そう」というページは今の私に必要なことだと感じました。自分の気持ちを言葉にするのは苦手で難しく思いますが、子育てをしていく上で避けては通れない課題だと思います。

息子には、私を実験台にして「どうすれば気持ちを理解してもらえるのか」「どうすれば楽しく人生を歩めるのか」を学んでほしい。ずる賢く、そして楽しく生き抜いてほしいと願っています。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

あぴママから感謝のご返信

穴があったら入りたいくらい、恐縮してます…

正直、上記は一部でして、ものすごい数のあたたかい感想が届いておりまして、圧倒されてます。もう、言葉が出ません…

自分にとっては平常心というのがいちばん大事で、日々作品を作り続けることがなにより大事です。ですから、今は皆様からの思いを受け止めつつ作品を作り続けることのバランスを模索している状況です。

しかし、模索しながらも、やっぱり、良い言葉を贈られることは、とても嬉しく、今後のわたしの大きな糧になることを今から予感しております。

皆さん、本当にありがとうございます。

(いただいたご感想は随時この記事に追加していくつもりです。)

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書店にも並んでいるかと思われますが、ネットがお好きな方は、上記のとおり、リンクもつけておきます。

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「母を生きのびる本」の感想
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