
















ちょうど昨年の今頃、あぴちゃんとベトナムの少数民族が暮らすマイチャウという地域に5日間くらいステイしたことがありました。4つの民族が、自給自足の暮らしをいとなんでいる村で、道路には犬とか、または牛とか、いろんな動物が平気で歩いています。
2~3軒の家々にひとつ大きないけすが設置されており、そのいけすの中を女の人たちが泳いで魚を捕まえていて、お昼ご飯に魚を焼いて食べたりしていました。
子供たちは、のんびりと遊び、大人たちは田んぼで作業をしていました。
犬たちはリードをつけられず、人の周りをうろちょろと歩いています。
人々の暮らしはずいぶん牧歌的でした。
わたしたちは、マイチャウがとっても好きになってしまいました。
わたしたちにとってのマイチャウ以来、あぴちゃんの思考の起点には、いつもマイチャウがあります。
彼女の疑問は、いつもこれです。
「なぜ、マイチャウの人々のように暮らせないのか。どうしてこれじゃ、ダメなのか。」
彼女には、どうして日本の大人たちは、やりたくない仕事を毎日して心の病気になったりするのか、わからないようなのです。
わたしには、それが、わかるような、わからないような気持ちです。
彼女の疑問が今後どのように変化していくのかはわかりません。しかし、わたしは、彼女と、とにかくいろんな場所に足を運んでみたいと思っています。
それが、彼女にとってのわたしの、最後の役目となるでしょう。